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J-GLOBAL ID：201502271328375900   整理番号：15A0445975

流れを持つ複合ナノチャネル内のインタフェイス熱抵抗に対するグラフェン層の影響

The effect of graphene layers on interfacial thermal resistance in composite nanochannels with flow

著者 (2件)： THEKKETHALA Joe Francis (National Inst. of Technol. Calicut, Computational Nanotechnology Lab., School of Nano Sci. and Technol., 673601 ...) ,  SATHIAN Sarith P. (Indian Inst. of Technol. Madras, Dep. of Applied Mechanics, 600036, Chennai, IND)
資料名： Microfluidics and Nanofluidics  (Microfluidics and Nanofluidics)
巻： 18  号： 4  ページ： 637-648  発行年： 2015年04月 
JST資料番号： A1036A  ISSN： 1613-4982  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 不平衡分子内力学を使って,代表的なナノスケール界面の界面熱抵抗R_thを解析した。平行な銅の板の間に閉じ込めた液体アルゴンを考察した。グラフェンが単層・二層で付着する湿潤性が変化する銅製チャネル壁をモデリングした。シミュレーションの結果,銅面にグラフェン層を導入すると,R_thが高まることが分かった。R_thの変化が生じる分子レベル機構解析するために,壁原子界面層の状態密度振動VDOSと,吸着流体層の振動移動を調べた。グラフェン層を持つナノチャネル内に,流体原子の振動移動の低下が見られた。さらに,複合ナノチャネルの場合は,流体原子のVDOSと隣接壁原子の間のオーバラップ程度の低下が見られた。複合ナノチャネルの中のKapitza長さによる滑り長さの変化も調べた。この結果は,グラフェン層の導入が,ナノチャネル界面におけるR_thを修正する実用的な方法になることも示唆している。Copyright 2014 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *マイクロチャネル ,  *熱抵抗 ,  *グラフェン ,  分子内力学 ,  銅 ,  状態密度 ,  振動 ,  モデリング ,  Kapitza抵抗
準シソーラス用語： *ナノチャネル

分類 (1件)： 流体式制御機器  (IC02030J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 流れ ,  ナノチャネル ,  インタフェイス ,  熱抵抗 ,  グラフェン