文献

J-GLOBAL ID：201502271412572591   整理番号：15A0530302

従来型発電プラントのサイクリング:技術的な限界と実際の費用

Cycling of conventional power plants: Technical limits and actual costs

著者 (2件)： VAN den Bergh Kenneth (Univ. of Leuven (KU Leuven) - Energy Inst., Celestijnenlaan 300 box 2421, B-3001 Leuven, BEL) ,  DELARUE Erik (Univ. of Leuven (KU Leuven) - Energy Inst., Celestijnenlaan 300 box 2421, B-3001 Leuven, BEL)
資料名： Energy Conversion and Management  (Energy Conversion and Management)
巻： 97  ページ： 70-77  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： A0552A  ISSN： 0196-8904  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 従来型発電ユニットのサイクリングは,発電システムの運転柔軟性の重要な源である。サイクリングは,ランピングやスイッチング(起動と停止)の手段により,従来型ユニットの発電出力を変化させている。文献において,さまざまな技術的と費用関連のサイクリングパラメタを見出せる。種々の研究は,類似する発電ユニットに対して,異なるサイクリングパラメタを割り当てている。本論文は,従来の発電ポートフォリオに割り当てられた種々のサイクリングパラメタの影響を評価している。発電プラントの技術的限界及びサイクリングに関連する全費用の両方が,検討された。本論文に提示された結果は,2013年のドイツのシステムに基づくケーススタディに使用された,始動停止モデルに従っている。従来の発電ポートフォリオは,種々のレベルの再生可能なもの浸透に対応して,異なる残りの負荷時系列を配送しなければならない。本研究は,例え厳格な動的パラメータが発電ポートフォリオに割り当てられ,高度に可変の残留負荷が系統に課されたとしても,幾つかのユニットの動的制限は達成されるが,全体としての従来型発電ポートフォリオの限界は達成されないという,想定を示している。また研究は,ユニット起動停止スケジューリングにおいて完全なサイクリングコストを含む重要性を示している。完全に考慮に入れられると,サイクリングコストを最大40%削減可能である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *周期変化 ,  *発電所 ,  *系統運用 ,  パラメータ ,  *動的解析 ,  負荷 ,  *負荷分散 ,  原価低減
準シソーラス用語： *サイクリング【制御】 ,  *発電プラント ,  *起動停止スケジューリング ,  *動的パラメータ ,  電力負荷 ,  *発電所負荷 ,  負荷均衡化 ,  費用低減

分類 (1件)： 電力系統一般  (NB02000E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 発電プラント ,  サイクリング ,  限界 ,  費用