文献
J-GLOBAL ID:201502271456877934   整理番号:15A0322286

白金及び他の交通関連金属の底質及びシジミ貝(Corbicula sp.)中の分布

Distribution of platinum and other traffic related metals in sediments and clams (Corbicula sp.)
著者 (2件):
資料名:
巻: 70  ページ: 313-324  発行年: 2015年03月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
自動車触媒コンバータの導入以来,白金は交通由来の汚染金属の一部である。欧州の河川系では今なお,自動車排出が環境中の汚染金属類の主要な排出源である。しかし,白金(Pt)に関する現場データは少なく,Ptの分布や生物的アベイラビリティに関する知見は欠乏している。そこで,交通関連金属(Cd,Cr,Cu,Ni,Pb,Pt及びZn)の底質試料中及びAsian clam Corbicula(しじみ)中の分布を分析した。サンプルは道路排水入口に続く3つのトランセクトにしたがって採取した。Ptは道路排水により河川に流入していた。底質中の最高のPt濃度はシルト/粘土画分に(45ng/g)に分析され,一方,最高の全Pt負荷は体質の60%以上を占める砂画分で得られた。金属濃度は排水道路部分の面積並びにそれらの排出点からの距離及び底質中の粒度分布に関係した。Pt及び他の交通関連金属は二枚貝類に蓄積されていた。淡水二枚貝シジミの摂食行動のために,軟組織中のPt濃度は比較的低レベル(1.3ng/g凍結乾燥軟組織)にとどまり,したがって,急性致死あるいは毒性効果はなさそうである。それでも,慢性曝露の影響は調べる必要がある。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重金属とその化合物一般  ,  水質汚濁一般 

前のページに戻る