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J-GLOBAL ID:201502271459239580   整理番号:15A0492084

生体適合性のあるZn-l酒石酸塩金属有機フレームワークの構造的および分解研究

Structural and degradation studies of a biocompatible Zn-l -tartrate metal-organic framework
著者 (6件):
資料名:
巻: 225  ページ: 59-64  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: H0505A  ISSN: 0022-4596  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新しい無水Zn-l酒石酸塩を水熱条件下で合成した。単斜晶系のユニットセル(I 2,a=11.7557(1),b=9.0319(1),c=5.0750(1),β=91.920(1))からの粉末X線回折データで解明された結晶構造は,歪んだ八面体幾何形状中の各々のZn原子が四つの酒石酸配位子に配位した三次元のフレームワークから成った。その生体適合性成分のために,材料の分解を様々なpH値(pH=1~7)下での水媒質および恒温条件(37°C)下で放出されたZn2+濃度の測定で行う模擬体液(pH=7.4)で調べた。その結果,酸性条件下での分解過程6時間後に,検討された材料から約60%のZn2+が放出されることが分かった。溶液のpHを増加すると,分解速度は次第に減少した。XRDおよびSEM分析から,水媒質中の化合物は緩慢に分解し,pH値に無関係に加水分解処理を行わないことが分かった。化合物の生体適合性と酸性条件でもその制御可能な分解速度により,生体応用の領域でのその潜在的な利用を切り開くと考えられた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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医用素材  ,  分子化合物  ,  第11族,第12族元素の錯体  ,  脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸  ,  分解反応 

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