抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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バグフィルターは,古くからある集じん技術の一つであり,最も広く用いられている産業用集じん装置である。バグフィルターは,粒子径によらず高い集じん率で粒子を分離できるので,工業プロセスでの粉体製品の回収,燃焼排ガスなどによる大気汚染防止や労働安全衛生に関わる作業者の健康・作業環境向上のための作業環境改善など広い分野で使用されている。本稿では,1999年から2009年にかけて,取り組んだ「環境保全繊維フィルタの性能評価方法の標準化」に関わる取り組みと,2007年以来取り組んできた,ユーザー企業との検討で浮かび上がってきた,ユーザーの集じん装置に対する期待について述べ,その中から将来の方向性を展望した。環境保全繊維フィルタの性能評価方法の標準化,ユーザー視点からの集じん技術への期待などについて解説した。