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J-GLOBAL ID：201502271562199570   整理番号：15A0580158

熱間圧延における潤滑特性に及ぼす油膜厚みの効果

Effect of Oil Film Thickness on Lubrication Property in Hot Rolling

著者 (3件)： MATSUBARA Yukihiro (JFE Steel Corp. Steel Res. Lab.) ,  HIRUTA Toshiki (JFE Techno-Research Corp.) ,  KIMURA Yukio (JFE Steel Corp. Steel Res. Lab.)
資料名： ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan)  (ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan))
巻： 55  号： 3  ページ： 632-636 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： F0100A  ISSN： 0915-1559  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱間圧延において,ワークロールと高温ストリップの間の潤滑は圧延力の低減とワークロール表面の保護に重要な役割を演ずる。しかしながら,熱間圧延中のトライボロジー的挙動は十分に明らかにはされてこなかった。本研究においては,熱間圧延の際の摩擦係数に及ぼす油量の効果を冷間圧延のケースとの比較で調べた。熱間圧延中の油量を圧延後のワークロール表面に残留する油の量で測定した。圧延試験の結果が,以下の点を明確にした:摩擦係数は少量の油で適切に低下する。もし,油量が増加すると僅かな小さな油孔が形成するが,さらなる摩擦係数の低下は達成できない。このことは境界潤滑が熱間圧延中に制御し,これは冷間圧延のばあいとは異なることを示唆している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *熱間圧延 ,  *潤滑油 ,  厚み ,  *膜 ,  摩擦係数
準シソーラス用語： *油膜

分類 (2件)： 圧延技術  (WC06030Z) ,  潤滑法  (QB02020D)

引用文献 (12件)：

• 1) Proc. 100th Symp. of Rolling Theory, ISIJ, Tokyo, (1994), 211.
• 2) H. Nagai, A. Oomori, S. Torizuka and T. Inoue: 177th and 178th Nishiyama Memorial Seminar, ISIJ, Tokyo, (2002), 109.
• 3) Y. Shirota and K. Nagahama: J. Jpn. Soc. Technol. Plast., 42 (2001), 280.
• 4) T. Hiruta and T. Katsumura: CAMP-ISIJ, 19 (2006), 991.
• 5) A. Azushima, W. D. Xue and Y. Yoshida: Tetsu-to-Hagené, 93 (2007), 681.

タイトルに関連する用語 (3件)： 熱間圧延 ,  潤滑特性 ,  油膜厚み