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J-GLOBAL ID：201502271706150709   整理番号：15A0589055

低分子量ゲル化剤と高温イオン液体の溶液に基づいたゲル電解質の熱的性質,導電率,及びスピン格子緩和

Thermal Properties, Conductivity, and Spin-lattice Relaxation of Gel Electrolyte Based on Low Molecular Weight Gelator and Solution of High Temperature Ionic Liquid

著者 (3件)： BIELEJEWSKI Michal (Inst. of Molecular Physics Polish Acad. of Sciences, ul. M. Smoluchowskiego 17, 60-179 Poznan, POL) ,  PUSZKARSKA Anna (Inst. of Molecular Physics Polish Acad. of Sciences, ul. M. Smoluchowskiego 17, 60-179 Poznan, POL) ,  TRITT-GOC Jadwiga (Inst. of Molecular Physics Polish Acad. of Sciences, ul. M. Smoluchowskiego 17, 60-179 Poznan, POL)
資料名： Electrochimica Acta  (Electrochimica Acta)
巻： 165  ページ： 122-129  発行年： 2015年05月20日 
JST資料番号： B0535B  ISSN： 0013-4686  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低分子量有機ゲル化剤メチル-4,6-O-(P-ニトロベンジリデン)-α-D-グルコピラノシドに基づくゲル電解質を,高温イオン液体のテトラメチルアンモニウムブロミドの水溶液中で自己組織化現象により形成した。凝固プロセスは,制御されたゲル化温度を有するゾル-ゲル法に基づいていた。温度が,特性ゲル-ゾル相転移温度T_gsを下回ったときに,ゲル電解質は固体状であった。ゲル電解質は,T_gs以下の全温度範囲において液体状態で純粋な電解質のものに増強したイオン伝導性を示した。熱安定性,イオン伝導度及び分子動力学を,ゲル化剤の温度及び濃度の関数として調べ,ゲルの微細構造と共に,増強伝導特性の原点においていくつかの洞察を得るために実施した。イオン錯体とゲル化剤の集合体との間の分子間相互作用は,得られたデータによって関与し,導電性の増強効果の起点として示唆した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 低分子量 ,  *ゲル化 ,  イオン液体 ,  熱特性 ,  電気伝導率 ,  スピン-格子緩和 ,  *電解質 ,  自己組織化 ,  凝固 ,  ゾル-ゲル法 ,  転移温度 ,  ポリイオンコンプレックス ,  熱安定性 ,  分子動力学 ,  微細構造 ,  イオン伝導 ,  分子間相互作用 ,  導電性
準シソーラス用語： *ゲル電解質 ,  ポリイオン錯体 ,  相転移温度 ,  導電率 ,  熱的性質

分類 (2件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  有機化合物の電気伝導  (BM03045F)

物質索引 (2件)： テトラメチルアンモニウムブロミド ,  メチル4-O,6-O-(4-ニトロベンジリデン)-α-D-グルコピラノシド

タイトルに関連する用語 (8件)： 低分子量 ,  ゲル化剤 ,  イオン液体 ,  溶液 ,  ゲル電解質 ,  熱的性質 ,  導電率 ,  スピン格子緩和