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J-GLOBAL ID:201502271800561623   整理番号:15A0269342

Panax notoginseng花由来アラビノガラクタンはBMP2/Smad/Id1シグナル伝達を介して血管新生を阻害する

An arabinogalactan from flowers of Panax notoginseng inhibits angiogenesis by BMP2/Smad/Id1 signaling
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巻: 121  ページ: 328-335  発行年: 2015年05月05日 
JST資料番号: E0961A  ISSN: 0144-8617  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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血管新生は腫瘍発達において重要な役割を果たす。腫瘍の血管形成阻害は癌進行を抑制する有望な戦略である。本研究では,Panax notoginseng花からアラビノガラクタン多糖類,RN1を単離した。その構造を1,6-結合Galp主鎖を持ち,1,3-結合Galp側鎖によりC3で分岐し,O-3位結合分岐を持つことを決定した。分岐は主に1,5-結合,1,3,5-結合,アラビノース末端とガラクトース末端を含有した。RN1はBxPC-3膵臓癌細胞異種移植腫瘍ヌードマウスの微小血管の形成を阻害すると考えられる。抗血管新生アッセイにより,RN1は内皮細胞の遊走活性やマトリゲル上での管腔形成能力を抑制するが,内皮細胞増殖への影響はないことを示した。さらなる研究で,RN1はBMP2/Smad1/5/8/Id1シグナル伝達を阻害することを明らかにした。これら全データは,RN1がBMP2シグナル伝達を介した抗血管新生効果を持ち,血管新生の潜在的新規阻害剤となる可能性を示唆する。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  多糖類  ,  腫ようの実験的治療 

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