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J-GLOBAL ID:201502271813852295   整理番号:15A0274846

デラフォサイト型CuCr1-xMxO2(M=Fe,Ga)の酸素吸蔵-放出挙動

Oxygen storage-release behavior of delafossite-type CuCr1-xMxO2 (M = Fe, Ga)
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資料名:
巻: 50  号:ページ: 2876-2883  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: B0722A  ISSN: 0022-2461  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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デラフォサイト型CuCr1-xMxO2(M=Fe,Ga)酸素吸蔵容量(OSC)と酸化還元特性を調査した。3R型デラフォサイト型結晶構造を有する固溶体を,N2雰囲気下860~1100°Cで固相反応法により合成した。CuCrO2のCr3+部位へFe3+とGa3+の置換は,周期的酸化還元雰囲気下それらのOSCと安定性を改良した。CuCr0.5Fe0.5O2とCuCr0.3Ga0.7O2は,M=FeとGa夫々に対する最も大きなOSCを提示した。酸化雰囲気での熱重量分析とXRD解析CuCr1-xMxO2がCu(Cr1-xMx)2O4スピネルとCuOに酸化することを明らかにした。5%H2/雰囲気下で,CuCr1-xFexO2をCuと(Cr,Fe)3O4スピネル相に還元し,それがFeとCr2O3まで最終的に還元した。M=Ga系に於いて,デラフォサイト相をCu+Cr2O3固溶体(X=0~0.1)或はCu+Ga2O3固溶体(X=0.9~1.0)に還元した。x=0.3~0.7の範囲に於いて,CrとGaの酸化物の生成無しで,デラフォサイト相と共存する金属Cuが形成された。これらの結果は酸素放出挙動が,CuCr1-xFexO2に対する還元的分解とCuCr1-xGaxO2(x=0.3~0.7)に対する構造を維持しながらのデラフォサイト相からのCuの堆積に帰すると考えられることを示唆した。Copyright 2015 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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酸化,還元 
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