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J-GLOBAL ID：201502272073046164   整理番号：15A0181146

播種時耕起法と地下水位制御がダイズの立枯性病害に及ぼす影響

著者 (10件)： 加藤雅康 (農研機構 中央農業総合研究セ) ,  加藤雅康 (国際農林水産業研究セ) ,  田澤純子 (農研機構 中央農業総合研究セ) ,  越智直 (農研機構 中央農業総合研究セ) ,  前川富也 (農研機構 中央農業総合研究セ) ,  松浦和哉 (農研機構 中央農業総合研究セ) ,  松浦和哉 (茨城県農業総合セ) ,  遠藤千尋 (茨城県農業総合セ 農研) ,  濱口秀生 (農研機構 中央農業総合研究セ) ,  島田信二 (農研機構 中央農業総合研究セ)
資料名： 関東東山病害虫研究会報  (Annual Report of the Kanto-Tosan Plant Protection Society)
号： 61  ページ： 26-30  発行年： 2014年12月01日 
JST資料番号： F0760A  ISSN： 1347-1899  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地下水位制御が可能な圃場で,地下水位を30cmに制御した圃場と制御していない圃場で広畦耕起,狭畦不耕起で2009~2012年にダイズを播種し,立枯性病害(茎疫病,白絹病,黒根腐病)の発生状況を調査した。播種時耕運法との関係では茎疫病は狭畦不耕起播種で多く発生した。一方,白絹病の発生は狭畦不耕起播種で少なく,広畦耕起播種で多かった。広畦耕起播種は中耕培土前でも白絹病が多く,播種時の耕起によってもたらされた土壌環境が白絹病の発生に好適であったと考えられる。これらのことから,白絹病の抑制に狭畦不耕起播種が有効である可能性が示された。不耕起播種と耕起播種間の白絹病の罹病株率の差は,地下水位制御圃場でやや小さくなる事例が認められた。(著者抄録)

シソーラス用語： 播種 ,  耕うん ,  地下水 ,  制御 ,  *ダイズ ,  植物病害 ,  立枯病 ,  分析 ,  水位
準シソーラス用語： 影響分析 ,  水位制御 ,  地下水位制御 ,  播種時耕起法 ,  *立枯性病害

分類 (3件)： 豆類  (FC03035U) ,  微生物による植物病害一般  (FC04051H) ,  植物に対する影響  (EE04030Z)

引用文献 (12件)：

• 坂東 悟・藤山英保 (2010) 日土肥誌 81: 472-480.
• 千葉 智 (1986) 四国農試報 47: 40-53.
• 大豆生産安定研究チーム (2009) 地下水位制御システム (FOEAS) による大豆の安定生産マニュアル. 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター, 茨城. 13pp.
• 藤森新作 (2007) 農及園 82: 570-576.
• 濱口秀生ら (2004) 中央農研資料 5: 1-21.

タイトルに関連する用語 (5件)： 播種 ,  耕起 ,  地下水位 ,  ダイズ ,  病害