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J-GLOBAL ID:201502272132934397   整理番号:15A0466992

ナノTiO2と口腔の相互作用 ナノ材料表面の親水性/疎水性の影響

Interactions between nano-TiO2 and the oral cavity: Impact of nanomaterial surface hydrophilicity/hydrophobicity
著者 (12件):
資料名:
巻: 286  ページ: 298-305  発行年: 2015年04月09日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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二酸化チタン(TiO2)ナノ粒子は,食品や化粧品などに使用されるが,本物質が口腔-胃腸管経路に与える潜在的影響に対する疑問が浮上している。口腔は,最初の入り口としてナノ粒子と迅速に相互作用するとされる。表面電荷及び粒度は,粒子-細胞相互作用に積極的に貢献するが,表面の親水性/疎水性の影響に関する情報はこれまで見当たらなかった。本研究では,親水性(NM103,ルチル,20nm)及び疎水性(NM104,ルチル,20nm)TiO2粒子の口腔粘膜内における生物学的影響について検討した。粒子の特性を動的光散乱及びレーザ回折によって検討した。強い凝集傾向にも拘わらず,粒子/凝集体の10%は,ナノサイズ領域にあり,表面特性とは無関係に,粘膜内に浸透したが,細胞内の粒子配置には著しい差異を認めた。NM104粒子は,細胞質中に自由に分布したが,その疎水性部は,小胞構造に吸収された。細胞生存率/細胞膜完全性は,負の影響を受けなかったが,スクリーニングアッセイにより,NM104粒子が,NM103よりも生理学的ミトコンドリア膜電位を低下させる能力が高いことを示し,顕著な活性酸素生成をもたらすことが分かった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重金属とその化合物一般  ,  健康被害  ,  動物に対する影響 

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