抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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不均一性の重要性を指摘して量子宇宙論をレビューした。空間的に均一な宇宙という描像の抱える問題点を指摘し,空間の塊(chunk)という概念の必要性を述べ不均一な空間を考慮したシングル・パッチ理論を紹介する。次いで定性的パッチングモデルとしてBelinski-Khalatnikov-Lifshitzシナリオと,Bose-Einstein凝縮に関連した量子論的シナリオを紹介する。多パッチ系の基礎理論としての既存の量子重力から引き出すことのできる様々な提案,それらの特徴的な効果をパラメトライズしテストするための有効理論,観測できる可能性のある量子重力の効果,について述べた。