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J-GLOBAL ID:201502272541407544   整理番号:15A0419074

米国サウスカロライナ州ピエモンテの生態域における小規模な季節湿地の水質:土地利用と水文学的な接続の影響

Water quality of small seasonal wetlands in the Piedmont ecoregion, South Carolina, USA: Effects of land use and hydrological connectivity
著者 (8件):
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巻: 73  ページ: 98-108  発行年: 2015年04月15日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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短い冠水期間(2~4カ月)を持つ小規模で水深の浅い季節湿地は,それらの広い分布により,有機物や栄養素の捕捉と流域の水質決定に重要な役割を果たしている。季節湿地の水質の,時間的,空間的および組成変化を説明するために,著者らは2011年2月から4月の雨期において,米国のサウスカロナイラ州のブルーリッジ下部とピエモンテエコリージョン上部で,40の季節湿地の水質データを収集した。結果は,地表の水文学的接続とその周辺の土地利用が,溶存有機炭素(DOC)とこれらの季節湿地の全溶存窒素(TDN)の変動を制御する,2つの重要な要素であることを示した。明白な土地利用の変化のないサイト(平均開発面積<0.1%)では,孤立型湿地のDOC(p<0.001,t検定)とTDN(p<0.05,t検定)が,連結型湿地のそれより有意に高かった。しかしこの現象は,土地利用の変化の結果として逆転する場合があった。多くが都市化された地域(平均開発面積=12.3%)の連結型湿地の溶存有機物(DOM)(平均値±標準誤差 DOC:11.76±6.09mgL<sup>-1</sup>,TDN:0.74±0.22mgL<sup>-1</sup>)は,孤立型湿地におけるそれら(DOC:7.20±0.62mgL<sup>-1</sup>,TDN:0.20±0.08mgL<sup>-1</sup>)と比較して,より高い濃度を示した。UVおよび蛍光から得られた光学パラメータはまた,おそらく廃水処理や家畜の牧草地としての土地利用の変化に由来する,タンパク質様分画の重要な部分を確認した。すべての湿地のC/Nのモル比平均は,2月の77.82±6.72(平均値±標準誤差)より,4月の15.14±1.58に減少し,それは温度の上昇に伴う有機物の分解が増加していることを示唆していた。本研究の結果は,小規模の季節湿地の水質は,周囲の環境との直接かつ密接な関連を持っていることを示していた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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自然保護  ,  生態系 

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