抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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スティック・スリップは,動摩擦係数が静止摩擦係数よりも小さいことが原因で発生する滑りと静止の繰返し現象で,ブレーキ時のキーッという不快音はその典型であり,地震もスティック・スリップ現象であると説明した。本稿では,従来の転がり接触の延長でスリップ・スリップ現象を計算するとし,接触面の内部で成立する式,固着域の内部で成立する式,滑り域の内部で成立する式などについて説明した。そして,最初全領域が固着域であったものが,ステップが進むにつれて滑り域が増えて行き,特定の段階で全面滑り状態となり,キーッという不快音を発生することになると説明した。