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J-GLOBAL ID:201502272625062895   整理番号:15A0514081

ライフサイクルアセスメントを用いて測定した米国に輸出されたオーストラリアの牛肉と羊肉の環境影響と資源消費

Environmental impacts and resource use of Australian beef and lamb exported to the USA determined using life cycle assessment
著者 (7件):
資料名:
巻: 94  ページ: 67-75  発行年: 2015年05月01日 
JST資料番号: W0750A  ISSN: 0959-6526  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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オーストラリアは世界で最大な牛肉と羊肉の2か国の輸出国の一か国でありいずれの製品についても米国が主要な輸入国である。オーストラリアの牛肉/羊肉産業に輸出している製品の環境性能に関し情報を与えるために,本研究は米国で倉庫保管されるまでの全ての段階を含むオーストラリアの牛肉/羊肉輸出サプライチェーンの初めての多重影響分析を行った。事例研究農場と地域調査に基づく膨大な統合データを用いてオーストリア東部の代表的な主要生産地域の牛肉と羊肉をモデル化した。小売陳列用の牛肉/羊肉1kgあたり,淡水の消費はそれぞれの生産システムで441.7~597.6lの範囲,ストレスで重み付けした水利用は108.5~169.4l H2O等量,化石燃料消費28.1~46.6MJ,穀物生産の土地占有2.5~29.9m2,ヒトが食用蛋白質変換効率7.9~0.3で,牧草を餌とした製品と穀物を餌とした製品の相田に大きな差が見出された。土地利用と直接の土地利用変化を除いた温室効果ガス排出は16.1~27.2kg CO2/kgの範囲で,土地利用と直接土地利用変化からの除去もしくは排出は-2.4~8.7kg CO2等量/kg小売陳列用食肉の範囲であった。プロセスベースのライフサイクルアセスメントにより,環境影響と資源消費は農場段階及び飼養場段階で最も大きいことを示した。輸送の温室効果ガス排出,水及び土地利用への寄与は≦5%であり,フードマイレージは船舶輸送の牛肉/羊肉の環境影響の適切な指標ではないことを確認した。エネルギー消費に対する国際輸送の寄与はもっと高く,14~23%の範囲であった。これら牛肉/羊肉のサプライチェーンは水ストレスを受けている集水域からの少量の水に依存していることが分かり,他の食料生産システムに適した農作地はほんの少し使っているのみであった。人間用の高品質の蛋白質性食料の生産はヒトが食べられる穀物の蛋白質をほんの少量使っているのみであった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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家畜の飼養一般  ,  環境問題  ,  研究開発 

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