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J-GLOBAL ID：201502272967850976   整理番号：15A0291418

シアノバクテリア毒素分解細菌: 彼らは何者か?

Cyanobacterial Toxin Degrading Bacteria: Who Are They?

著者 (2件)： KORMAS Konstantinos Ar. (Univ. Thessaly, Volos, GRC) ,  LYMPEROPOULOU Despoina S. (Univ. Thessaly, Volos, GRC)
資料名： BioMed Research International (Web)  (BioMed Research International (Web))
巻： 2013  号： Biotechnology  ページ： 463894 (WEB ONLY)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U7008A  ISSN： 2314-6133  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シアノバクテリアは自然界に遍在しており,ヒトにとっては有益でもあり有害でもある。その利点は栄養補助食品や抗菌及び抗癌物質のような生物活性化合物の生産などであるが,有害効果は生態系レベルでの主要環境問題を引起こす毒素産生によって明らかである。現在,化学的方法によって本毒素を分解又は変換する方法がいくつかあるが,本化合物の生分解は研究されていない。本稿では,シアノバクテリア毒素分解能が知られている分離株の,現在利用可能な16S rRNA及びMLRA(ミクロシスチナーゼ)遺伝子多様性のメタ分析について述べる。利用可能データは,これら細菌が主にプロテオバクテリアに属し,Sphingomonas由来の数株,Methylobacillus,Paucibacter genera由来株が1つずつあることを明らかにした。他株として,Arthrobacter属,Bacillus属,Lactobacillus属が明らかにされた。有毒なシアノバクテリアブルームと新規開発分子的アプローチによる細菌の分布,個体数,及び生態生理学的研究の生態知識を組み合わせることで,シアノバクテリア毒素分解能を持つ株を更に発見するだけでなく,これら毒素分解と関連した遺伝子の解明が可能である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *藍藻類 ,  *植物プランクトン ,  微生物分解 ,  生体防御 ,  メタ分析 ,  生物多様性 ,  細菌検査 ,  *バイオレメディエーション ,  細菌 ,  ミクロフローラ ,  シクロペプチド ,  rRNA遺伝子 ,  ペプチド結合ヒドロラーゼ ,  解毒 ,  *細菌毒素 ,  ケトン ,  窒素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  アルデヒド ,  ステロイド ,  ラクトン ,  脂環式アルコール ,  第二アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： 16S rRNA遺伝子 ,  Methylobacillus ,  Paucibacter genera ,  Sphingomonas ,  *ブルーム【プランクトン】 ,  ミクロシスチナーゼ ,  ミクロシスチン ,  遺伝子多様性 ,  共生細菌

分類 (2件)： 微生物起原の毒性  (GZ03030F) ,  微生物の生態  (EG03040J)

物質索引 (4件)： アナトキシン ,  シアノトキシン ,  シリンドロスペルモプシン ,  ノズラリン

タイトルに関連する用語 (2件)： シアノバクテリア毒素 ,  分解細菌