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J-GLOBAL ID：201502273014069769   整理番号：15A0133907

先進国における非公式な家庭の食品廃棄物の推定:オーストラリアの事例

Estimating informal household food waste in developed countries: The case of Australia

著者 (13件)： REYNOLDS Christian J (Univ. South Australia, South Australia, AUS) ,  REYNOLDS Christian J (Univ. Sydney, Sydney, AUS) ,  MAVRAKIS Vicki (Flinders Univ., South Australia, AUS) ,  DAVISON Sandra (Univ. South Australia, South Australia, AUS) ,  HOJ Stine B (Univ. South Australia, South Australia, AUS) ,  VLAHOLIAS Elisha (Central Queensland Univ., South Australia, AUS) ,  SHARP Anne (Univ. South Australia, South Australia, AUS) ,  THOMPSON Kirrilly (Central Queensland Univ., South Australia, AUS) ,  WARD Paul (Flinders Univ., South Australia, AUS) ,  COVENEY John (Flinders Univ., South Australia, AUS) ,  PIANTADOSI Julia (Univ. South Australia, South Australia, AUS) ,  BOLAND John (Univ. South Australia, South Australia, AUS) ,  DAWSON Drew (Central Queensland Univ., South Australia, AUS)
資料名： Waste Management & Research  (Waste Management & Research)
巻： 32  号： 12  ページ： 1254-1258  発行年： 2014年12月 
JST資料番号： H0970A  ISSN： 0734-242X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 食品廃棄物は全世界で問題となっており,生産された食品の30~50%は廃棄物として処分されている。オーストラリアでは,大部分の食品廃棄物が埋立地で処分されており,不足している天然資源の不十分な使用,資金の浪費,温室効果ガスの発生による環境問題との原因になっている。しかし政府は組織化された(公式的)廃棄物処理プロセスで処分された廃棄物の量のみを把握している。本報告ではオーストラリアにおける前記以外の非公式な食品廃棄物の規模について検討した。401所帯に対する電話による調査,14の大都市における96項目の観察と半構造化インタビュー,都市部と農村部の25所帯に対するインタビューで調査を行った。非公式な処分方法の調査項目として堆肥化,ペットの餌,下水と粉砕機,慈善行為,投棄あるいは焼却を仮定し,前記の方法で調査した結果の統計解析を実施した。その結果,平均的なオーストラリアの家庭は毎週2.6 kgの食品廃棄物(堆肥化:1.7 kg,0.2 kg:餌,0.6 kg:下水)を非公式なルートで処分することを見出した。この量はオーストラリアの家庭廃棄物の量の20%である。調査結果は非公式な食品廃棄物が相当な量であることを明らかにし,更なる検討と政府の関与を必要とする。

シソーラス用語： *食品 ,  廃棄物 ,  オーストラリア連邦 ,  *家庭ごみ ,  面接調査 ,  堆肥 ,  飼料
準シソーラス用語： オーストラリア ,  インタビュー調査 ,  餌

分類 (3件)： ごみ処理  (SC05030O) ,  環境問題  (SA01020V) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 先進国 ,  家庭 ,  食品廃棄物 ,  推定 ,  オーストラリア