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J-GLOBAL ID：201502273075221296   整理番号：15A0659290

細胞内部の単一色素を添加した有機ナノ粒子の画像化と定量分析に向けた空間変調分光法

Spatial modulation spectroscopy for imaging and quantitative analysis of single dye-doped organic nanoparticles inside cells

著者 (6件)： DEVADAS Mary Sajini (Dep. of Chemistry and Biochemistry, Univ. of Notre Dame, Notre Dame, IN 46556-5670, USA. [e-mail]) ,  DEVKOTA Tuphan ,  GUHA Samit ,  SHAW Scott K. ,  SMITH Bradley D. ,  HARTLAND Gregory V.
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 7  号： 21  ページ： 9779-9785  発行年： 2015年06月07日 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞質ゾルのような複雑な生物学的環境内における非蛍光性ナノ粒子の画像化は,一つの挑戦すべき難問である。金属ナノ粒子に対して,Rayleigh散乱法が用いられるが,色素を添加した高分子ビーズや脂質ナノ粒子のような有機ナノ粒子に対しては,光散乱は良好なコントラストを生じない。本論文では,空間変調分光法(SMS)を用いて,非蛍光性の近赤外クロコナイン色素を添加した有機ナノ粒子を画像化した。SMSは,粒子当たりの色素分子の数を測定するのに用いられる,ナノ粒子の絶対的な消光断面積を与える一つの定量的な画像化技術である。SMS画像は,EMT-6乳がん細胞内にある粒子に対して記録された。この測定は,単一細胞内における色素の場所と量をマッピングした。それらの結果は,SMSを用いてガンの有効な光熱的治療に向けて色素添加ナノ粒子を最適化する方法を例示した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *脂質 ,  化学修飾 ,  *色素 ,  光吸収 ,  赤外線 ,  *腫瘍細胞 ,  乳房腫瘍 ,  *スペクトロスコピー ,  全断面積 ,  消光 ,  *写像 ,  位置 ,  含有量 ,  *可視化
準シソーラス用語： マッピング ,  *画像化 ,  *空間変調分光法 ,  赤外吸収 ,  乳癌 ,  有機色素

分類 (2件)： 物理化学一般その他  (CB01030T) ,  基礎治療学  (GC03012A)

物質索引 (1件)： [1,3-ビス[5-[エチル[2-[1-(3,5-ジ-tert-ブチルベンジル)-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イルメトキシ]エチル]アミノ]-2-チエニル]-4,5-ジオキソ-1,3-シクロペンタジエン-4-イウム]-2-オラート

タイトルに関連する用語 (5件)： 色素 ,  有機ナノ粒子 ,  画像化 ,  定量分析 ,  変調分光法