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J-GLOBAL ID:201502273185828889   整理番号:15A0522727

ランタニド錯体の白色発光実現に向けた新しい戦略 青色発光発蛍光団からEu(III)中心へのエネルギー移動の効果的制御

A new strategy for achieving white-light emission of lanthanide complexes: effective control of energy transfer from blue-emissive fluorophore to Eu(iii) centres
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資料名:
巻:号:ページ: 1799-1806  発行年: 2015年02月28日 
JST資料番号: W2383A  ISSN: 2050-7526  CODEN: JMCCCX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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白色発光ランタニド錯体合成に向け,配位カルボキシル基と青色発光性の1,8-ナフタルイミド,2-(1,8-ナフタルイミド)エタン酸(HL1),3-(1,8-ナフタルイミド)プロパン酸(HL2)を導入した2つの新規な二官能性1,8-ナフタルイミドに基づく配位子を設計した。ランタニドとの配位子の自己組織化を利用し,2系列の1D配位重合体,{Ln(L1)3(CH3OH)(H2O)}n(Ln=Eu3+(化合物1),Gd3+(化合物2))と{[Ln(L2)3(H2O)]H2O}n(Ln=Eu3+(化合物3),Gd3+(化合物4))を生成した。単結晶X線結晶学分析では,1,8-ナフタルイミドから金属中心への部分エネルギー移動は,配位子ベース青色/緑色ルミネセンスに加え,増感Eu(III)ベース発光をもたらした。発色団と金属中心間のリンカー長変更により,配位子のEuへのエネルギー移動効率は効果的に制御される。化合物1では,発光スペクトルはEu(III)イオンの赤色光により主に支配される。しかし,化合物3では,発色団からEuへのエネルギー移動効率低下に因り,赤色発光は抑制される。この効果的な調整は3原色をバランスさせ,化合物3の白色発光をもたらした。この結果は,白色発光材料に向けた新しい合成戦略の開発を促す。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
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錯体のルミネセンス  ,  第3族元素の錯体  ,  ナフタレン  ,  その他の高分子の反応 
物質索引 (3件):
物質索引
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