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J-GLOBAL ID:201502273317694100   整理番号:15A0196198

太古の木製ねじから使用拡大一途のボールねじまで(28)-鉄,セラミックス,プラスチック製のねじ その2:セラミックス製ボールねじの試作-

著者 (1件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 145-150  発行年: 2015年02月01日 
JST資料番号: F0147A  ISSN: 0368-5713  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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1980年代,マスコミがセラミックスを各種機器の構造材として,また機能材として万能のような取扱いをした時代があった。1990年前後に,筆者はオールセラミックスのボールねじ,締結用ねじを試作し,構造材としてどうか検討した。本報では,ボールねじ開発研究について述べた。開発研究の結果は次の通りである。1)アルミナは気孔が大きいため,ボールねじを製作しなかった。2)サイアロンと窒化けい素によるボールねじを製作した。サイアロンでは,負荷試験で所要の寿命が得られたが,窒化けい素では十分ラッピングを行わなかったので,ナットねじ溝が負荷試験で摩耗した。3)その後,すべて窒化けい素よりなるボールねじで,ねじ溝表面粗さRa=0.05μm以下とする外径32mm,リード5mmのものを製作し,基本動定格荷重Cが鋼製ボールねじの10%程度のものを製作した。オール窒化けい素ボールねじでは,潤滑油によるEHLにより,「ともがね」という凝着はなかった。窒化けい素製ボールねじは,販売すると,1990年当時で,1本100万円位となろう。このような高価になった理由は,窒化けい素ボール1個が当時2,000円もしたうえ,ボールねじ溝もダイヤモンド砥石で研削,ラッピングしなければならないからである。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ファスナ類,締付,し緩,継手  ,  セラミック・陶磁器の製造 

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