文献
J-GLOBAL ID:201502273399667904   整理番号:14A1243990

肺腺がん患者におけるKLF16発現の臨床的有意性

Clinical significance of KLF16 expression in patients with lung adenocarcinoma
著者 (3件):
資料名:
巻: 29  号: 11  ページ: 1978-1983  発行年: 2013年 
JST資料番号: W1465A  ISSN: 1000-4718  CODEN: ZBSZEB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】肺がんの前兆バイオマーカーを探究するため,肺腺患者におけるKruppel様転写因子16(KLF16)蛋白質発現の臨床的有意性を研究するためである。【方法】肺腺がんの50例からの腫瘍組織試料を,本研究の病院から採取した。そして,患者の追跡4~6年間の試料を得た。試料におけるKLF16の蛋白質発現を,免疫組織化学的染色によって測定した。また,肺腺がん患者のKLF16蛋白質発現と予後の間の相関を分析した。KLF16蛋白質を,肺腺がん細胞A549とSPC-A1において,pcDNA3.1(+)-KLF16プラスミドでの形質移入によって上方制御した。また,A549細胞とSPC-A1細胞の細胞周期とアポトーシスを形質移入後,フローサイトメトリによって測定した。【結果】肺腺がん患者の29例は,全50例において,低い,または,無KLF16蛋白質発現を示した(58%,29/50)。その上,肺腺がん細胞におけるKLF16発現は,正常気管支上皮細胞におけるものより有意に低かった。KLF16蛋白質の低水準発現を持つ肺腺がん患者の5年生存率は,KLF16蛋白質の高発現を持つ患者のものより有意に低かった(P<0.01)。また,KLF16蛋白質の低発現は,肺腺がんを持つ患者のための不良予後の重要な予測体であった。肺腺がん細胞におけるKLF16蛋白質発現の上方制御は,S相での細胞周期停止を誘発した。【結論】KLF16は,肺腺がんにおける重要な腫瘍抑圧体である。これは,肺腺がん患者の予後を予測する重要な分子マーカーとして使用できる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る