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J-GLOBAL ID：201502273416163168   整理番号：15A0157122

紫外光照射(UV-B)によるイチゴ病害抑制効果

著者 (6件)： 関根崇行 (宮城県農業・園芸総研) ,  近藤誠 (宮城県農業・園芸総研) ,  近藤誠 (宮城県 農林水産部) ,  伊藤博祐 (宮城県農業・園芸総研) ,  辻英明 (宮城県農業・園芸総研) ,  山田真 (パナソニック)
資料名： 北日本病害虫研究会報  (Annual Report of the Society of Plant Protection of North Japan)
号： 65  ページ： 93-97  発行年： 2014年12月19日 
JST資料番号： F0809A  ISSN： 0368-623X  CODEN： KNBKAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： イチゴうどんこ病に対して抑制効果を持つUV-B照射装置の有効利用に関する知見を得るために,その照射時間帯及び照射強度,育苗期照射による本圃でのうどんこ病抑制効果について検討した。その結果,照射時間帯は深夜23~2時の3時間,照射強度は10~20μW/cm²で高い抑制効果が認められたが,育苗期のUV-B照射は本圃で発生したうどんこ病には影響を与えなかった。また,イチゴ炭疽病及び萎黄病に対する抑制効果も検討したところ,ある程度の抑制効果が認められたことから,うどんこ病防除を目的に導入したUV-B照射装置の副次的効果が示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *イチゴ ,  *うどんこ病 ,  炭疽病【植物】 ,  萎黄病 ,  病害防除 ,  栽培的防除 ,  *紫外線 ,  紫外線照射 ,  時間 ,  範囲 ,  照射線量 ,  時期 ,  育苗 ,  Sphaerotheca ,  タマカビ目 ,  Fusarium oxysporum
準シソーラス用語： Fusarium oxysporum f.sp. fragariae ,  Glomerella cingulata ,  Sphaerotheca aphanis ,  *UV-B ,  時間帯 ,  照射強度

分類 (3件)： 果樹  (FC03042G) ,  菌類による植物病害  (FC04052Y) ,  物理的防除一般  (FC05041D)

引用文献 (8件)：

• 鹿野 弘・高野岩雄・関根崇行・大沼 康・庄子孝一・本多信寛 (2006) イチゴ‘もういっこ’の育成経過と特性. 宮城県農業・園芸総合研究所研究報告 76 : 41-51.
• 神頭武嗣・松浦克成・山田真・石渡正紀・宇佐美俊行・雨宮良幹 (2008) うどんこ病防除のための紫外光 (UV-B) 照射. 日植病報 74 : 186-187 (講要).
• 神頭武嗣・松浦克成・小河拓也・宇佐美俊行・雨宮良幹 (2011) 紫外光 (UV-B) 照射によるイチゴうどんこ病の防除. 植物防疫 65 : 28-32.
• 小林光智衣・藤川貴史・佐藤 衛・久松 完・神頭武嗣・山田 真・石渡正紀 (2014) 紫外光照射 (UV-B) によるバラうどんこ病の発病抑制. 植物防疫 68 : 53-57.
• Naito, Y., Honda, Y. and Kumagai, T. (1997) Supplementary UV-B Radiation Induces Fusarium Wilt of Spinach in a Glasshouse. Ann. Phytopathol. Soc. Jpn. 63 : 78-82.

タイトルに関連する用語 (4件)： 紫外光照射 ,  UV-B ,  イチゴ ,  病害抑制