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J-GLOBAL ID：201502273551797916   整理番号：15A0597330

扁桃腺由来の間葉系幹細胞の軟骨分化増強のための2Dおよび3Dハイブリッド系

2D and 3D Hybrid Systems for Enhancement of Chondrogenic Differentiation of Tonsil-Derived Mesenchymal Stem Cells

著者 (6件)： PARK Jinhye (Dep. of Chemistry and Nano Sci., Ewha Global Top 5 Res. Program, Ewha Womans Univ., 52 Ewhayeodae-gil, Seodaemun-gu ...) ,  KIM In Young ,  PATEL Madhumita ,  MOON Hyo Jung ,  HWANG Seong-Ju ,  JEONG Byeongmoon
資料名： Advanced Functional Materials  (Advanced Functional Materials)
巻： 25  号： 17  ページ： 2573-2582  発行年： 2015年05月 
JST資料番号： W1336A  ISSN： 1616-301X  CODEN： AFMDC6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 扁桃腺組織由来の間葉系幹細胞およびグラフェン酸化物(GO)あるいは還元グラフェン酸化物(rGO)を懸濁した熱ゲル化ポリ(エチレングリコール)-ポリ(L-アラニン)ジブロック共重合体(PEG-L-PA)水溶液の温度を37°Cまで上昇させることにより,2D/3Dハイブリッド細胞培養系を構築した。成長媒体を用いることによりGO/PEG-L-PAおよびrGO/PEG-L-PAの2D/3Dハイブリッド培養系中で細胞は球状細胞形態を示した。rGO/PEG-L-PAハイブリッド系中の細胞増殖はGO/PEG-L-PAハイブリッド系中よりも30~50%高い。TGF-β3を富化した軟骨培養媒体を2D/3Dハイブリッド系に用いた時細胞は強く凝集し,SOX9,COLIIA1,COLIIおよびCOLXの軟骨バイオマーカーの表現は,PEG-L-PA3D系およびrGO/PEG-L-PA2D/3Dハイブリッド系と比較して,GO/PEG-L-PA2D/3Dハイブリッド系中で著しく増大した。このことは,GO/PEG-L-PA2D/3Dハイブリッド系が幹細胞の軟骨分化プラットホームとして優れた候補であり得ることを示している。本論文は,様々な表面生体機能性を有する2D材料をその場形成3Dヒドロゲルマトリックス中に添加することによって作製した2D/3Dハイブリッド系が,新たな細胞培養系であり得ることも示した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *細胞培養 ,  *間葉系幹細胞 ,  *固体培地 ,  ハイブリッド複合材料 ,  *グラフェン ,  酸化物 ,  *ポリエチレンオキシド ,  *ポリアラニン ,  ジブロック共重合体 ,  細胞生理 ,  分化 ,  骨形成 ,  再生医療 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： 酸化グラフェン

分類 (3件)： 細胞・組織培養法  (EA03040R) ,  医用素材  (GA05040H) ,  運動器系の基礎医学  (GG01020B)

物質索引 (1件)： L-アラニン

タイトルに関連する用語 (6件)： 間葉系幹細胞 ,  軟骨分化 ,  増強 ,  2D ,  3D ,  ハイブリッド系