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J-GLOBAL ID：201502273575841495   整理番号：15A0520682

アニールしたZnO-Al₂O₃コア-シェルナノロッドにおける光ルミネセンスの負の熱消光

Negative thermal quenching of photoluminescence in annealed ZnO-Al₂O₃ core-shell nanorods

著者 (7件)： WU Yukun (Dep. of Physics, Univ. of Sci. and Technol. of China, Hefei, 230026, P. R. China. [e-mail]) ,  LI Junwen ,  DING Huaiyi ,  GAO Zhiwei ,  WU Yiming ,  PAN Nan ,  WANG Xiaoping
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 17  号： 7  ページ： 5360-5365  発行年： 2015年02月21日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気相凝縮法および原子層析出法によってZnO-Al₂O₃コア-シェルナノロッド(NR)を作製した。ナノロッドは[0001]方向に主軸を有するウルツ鉱型単結晶ZnOコアおよび非晶質Al₂O₃シェルを含むことを見いだした。未熱処理およびアニールしたZnO/Al₂O₃NRの温度依存性光ルミネセンス(PL)特性を系統的に検討した。未熱処理ZnO/Al₂O₃NRのPLは正常な熱消光特徴を示した。しかし,アニールしたZnO/Al₂O₃NRにおいて負の熱消光(NTQ),すなわち温度の増加によるPL強度の増加という異常な挙動が明確に観測された。この挙動を説明するためにマルチレベルモデルを採用し,NTQ過程の熱活性エネルギーを約69meVと推定した。さらに,活性化エネルギーはアニール処理過程におけるZnOコアとAl₂O₃シェルとの間の相互拡散の結果生じるZnO中のAlドナー欠陥に関連することを示唆した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *酸化亜鉛 ,  *アルミナ ,  構造 ,  *ナノロッド ,  *光ルミネセンス ,  *消光 ,  ウルツ鉱型結晶 ,  焼なまし ,  格子欠陥 ,  コアシェル構造
準シソーラス用語： アニール ,  熱消光

分類 (3件)： 無機化合物のルミネセンス  (BM08093J) ,  コロイド化学一般  (CB11010C) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

タイトルに関連する用語 (7件)： アニール ,  ZnO ,  Al2O3 ,  コア-シェル ,  ナノロッド ,  光ルミネセンス ,  熱消光