文献
J-GLOBAL ID:201502273775283802   整理番号:15A0285337

非晶性高分子の降伏モードの遷移とすべり線の成長挙動に及ぼす温度・ひずみ速度の影響

Influences of Temperature and Strain-Rate on Yield Mode Transition and Slip Line Growth Behavior of Amorphous Polymers
著者 (5件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 23-28 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: F0385A  ISSN: 0514-5163  CODEN: ZARYA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
非晶性高分子のガラス状態の降伏現象に関して,ポリエチレンテレフタレート(PET)材では,分散滑り線(DSL)型降伏モードを観察した。一方,多くの非晶性高分子では,局所せん断帯(LSB)型降伏モードのみ報告されている。非晶性ポリカーボネート(PC)材についてせん断試験を実施し,降伏モードの検討を行った。また,PET材とPC材の微細滑り線の成長過程を詳細に観察した。その結果,両材料共にDSL型及びLSB型降伏モードが観察され,高温,低歪速度域ではDSL型が,低温,高歪速度域ではLSB型降伏モードであった。ひずみ速度と温度については,ガラス転移温度を基準として共通の降伏モードマップで整理できた。また,分散滑り線の成長過程は応力依存型熱活性化過程として定式化できることを報告した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体の構造と形態学  ,  高分子固体の力学的性質  ,  ゴム・プラスチック材料  ,  機械的性質 
引用文献 (23件):
  • 1) Bauwens-Crowet, C. Bauwens, J.C. and Homes, G., “Tensile yield-stress behavior of glassy polymers”, Journal Polymer Science, A2, Vol.7, 235 (1969).
  • 2) I.M.Ward,“Review:The yield behaviour of polymers”, Journal of Materials Science, Vol.6, pp.1397-1417 (1971).
  • 3) J. S. Foot, R. W. Truss, I. M. ward and R. A. Duckett, “The yield behavior of amorphous polyethylene terephthalate: An activated rate theory approach, Journal of Materials Science, Vol.22, pp.1437-1442(1987).
  • 4) C.G’SELL and A.J.GOPEZ, “Plastic banding in glassy polycarbonate under plane simple shear”, Journal of Materials Science, Vol.20, PP.3462-3478 (1985).
  • 5) Z. Zhou, A. Chudnovsky, C. P. Bosnyak and K. Sehanobish, "Cold-drawing (necking) behavior of polycarbonate as a double glass transition", Polymer Engineering & Science, Vol.35, pp.304-309 (1995).
もっと見る

前のページに戻る