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J-GLOBAL ID:201502273831085580   整理番号:15A0427747

リスク・不確実性とエネルギー政策 エネルギー政策の国際的動向-米国.中国,ドイツの政策を検証する-

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資料名:
巻: 36  号:ページ: 113-118  発行年: 2015年03月10日 
JST資料番号: Z0986A  ISSN: 0285-0494  CODEN: ENESEB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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オバマ政権のグリーン路線は,世界的な再生エネ普及によるコスト急減の後押しも受けて,風力,太陽光の急成長を見た。特に直近は太陽光発電の普及は目覚ましいものがあり,自家消費が可能となるルーフソーラーも急速に普及し,既存電力会社の事業モデルを脅かす存在にもなっている。またオバマ政権は,シェール革命を評価している。発足当初は,再生エネ・省エネを柱とする「グリーン・ニューディール」政策であったが,比較的低炭素で安定供給,コスト削減効果のある天然ガス効果を評価し,原子力やクリーンコールを加えて「グリーンエネルギー」と定義するようになった。中国のエネルギー政策にとって,供給力の確保は最重要課題である。需要急増・資源爆食によりかってはエネルギー輸出国であったが,輸入が急増し,世界最大の石油輸入国になっている。大気汚染問題と相まって,EV等のエコカーの普及が重要政策となる。2013年の中国の再生エネ発電容量は378GWで,全発電容量の3割を上回る。ソーラパネル生産でも世界を席巻しており,世界の再生エネ産業を中国がリードしていく可能性がある。ドイツのエネルギー政策は,脱原発と再生可能エネルギーの普及に焦点が当たる。酸性雨,チェルノブイル原発事故等を背景に再生可能エネルギーへの期待が高まり,2000年に脱原発政策が決まった。20年間で効率の悪いものからフェーズアウトしていき,再生エネ,省エネ,天然ガス等で代替していくとのシナリオで,現在のメルケル政権のエネルギー大転換の基礎となっている。
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分類 (1件):
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エネルギー政策・エネルギー制度 
引用文献 (5件):
  • 山家公雄 ; 再生可能エネルギーの真実, (2013), エネルギーフォーラム.
  • 山家公雄 ; オバマのグリーン・ニューディール, (2009), 日本経済新聞出版社.
  • 山家公雄 ; 再エネと顧客サービスに軸足を移す欧州の巨人, (2014年12月12日), 日経ビジネスオンライン.
  • 山家公雄 ; ドイツ「再エネ制度改革」の全貌, (2014年 7 月 7 日), 日経ビジネスオンライン.
  • 山家公雄 ; IEAが描く再エネ45%普及の方策 (1), (2), (2014年 4 月21日, 5 月 2 日), 日経ビジネスオンライン.

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