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J-GLOBAL ID:201502274087391568   整理番号:15A0734741

種々の潤滑下でのin-situ変態Cf/Al2O3複合材料の摩擦挙動と摩耗挙動

Friction and wear behaviour of in-situ transformed Cf/Al2O3 composite under different lubrication conditions
著者 (8件):
資料名:
巻: 332-333  ページ: 918-925  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: E0377A  ISSN: 0043-1648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,in-situ変態炭素繊維強化アルミナセラミックマトリックス複合材料における摩擦挙動,摩耗挙動,摩耗メカニズムなどを調べた。その20vol%Cf/Al2O3複合材料を,真空内でのホットプレス焼結によって作製した。20vol%Cf/Al2O3複合材料,市販のAl2O3セラミック,40Cr鋼などにおける摩耗試験を,潤滑剤として,PAO油とPAO+カーボンナノチューブ(CNT)を,また,適用負荷として,220Nと520Nなどを試験状態として,シリンダ・オン・ブロック摩耗試験装置を用いて行った。その結果から,「これらの3種の材料の摩擦係数は,220N負荷の時よりも,520N負荷の時において,より低く,また,20vol%Cf/Al2O3複合材料が,最も低い摩擦係数を示す」ことを明らかにする。PAO油及びPAO+カーボンナノチューブ(CNT)潤滑剤の両方の状態下において,20vol%Cf/Al2O3の摩耗抵抗は,40Crのそれよりも,少なくても10倍高く,また,Al2O3のよれよりも,1.8倍高い。これらの3種の材料の摩耗メカニズムは,それぞれ異なっている。40Crは,プラウイング,局部的変形,引裂きさえも示し,また,Al2O3は,スポーリング,摩砕などを示し,そして,20vol%Cf/Al2O3は,軽度なスポーリング,浅いプラウイングなどを示す。これらの結果から,「in-situ変態炭素繊維は,Al2O3セラミックにおける靱性強化の役割を演じ,また,PAO+CNT潤滑剤は,PAO油よりも,より優れた潤滑の役割を果たしている」ことを明らかにする。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
セラミック・磁器の性質  ,  潤滑一般  ,  固体の機械的性質一般 

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