日本におけるエネルギーセキュリティと持続可能性

BARAI Munim Kumar; SAHA Bidyut Baran

文献

J-GLOBAL ID：201502274187412856 整理番号：15A0536494

日本におけるエネルギーセキュリティと持続可能性

Energy Security and Sustainability in Japan

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資料名：
巻： 2 号： 1 ページ： 49-56 発行年： 2015年03月
JST資料番号： L8216B ISSN： 2189-0420 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

日本は世界第3位のエネルギー消費国である。現在,年間461Mtoe近くの1次エネルギーを消費し,2040年まで消費し続けると予測されている。しかし,エネルギーセキュリティの点で先進国の中で最も脆弱な国の1つなので,日本においてエネルギー需要を満たすことは常に難題である。エネルギー資源の国内埋蔵量は著しく不足し,水力発電は十分ではない。それ故,日本は,国内の電力供給のために,石油,石炭,天然ガス等に依存せざるをえない。海外資源への依存は,日本のエネルギー部門を弱体化させ,様々なリスクに曝すことになる。本論文では,日本のエネルギー部門の偶発的と構造的なリスクが紹介されている。本論文は,全体的な発展を維持し,他国へのエネルギー依存を減らすためには,日本は,廃棄物エネルギーとエネルギーカスケード可能性の巧みな利用と併せて,風力エネルギー,海洋エネルギー,太陽光エネルギー及びバイオマスエネルギーのような,非従来型の再生可能エネルギーを開発しなければならないと,主張している。エネルギーの持続可能性の目標に向けて,原子力エネルギーは,しばらくの間重要な役割を果たすかもしれない。(翻訳著者抄録)

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エネルギー政策・エネルギー制度

引用文献 (8件)：

R. E. Dolan and R. L. Worden, JAPAN - A Country Study, Federal Research Division, Library of Congress, (1994).
M. Toyoda, "Energy Security and Challenges for Japan", General Institute of Energy Economics, Japan (April, 2013), (Accessed Oct. 4, 2014). http://eneken.ieej.or.jp/data/4856.pdf
The Energy Conservation Center, EDMC- Handbook of Energy and Economic Statistics 2014, Japan (2014).
Statistical Bureau, The Statistical Yearbook of Japan 2013, Ministry of Internal Affairs and Communications, Japan (2014).
K. Koyama, "Energy Security Challenges in Asia", Paper presented at the Institute of Energy Economics, Japan, (April 7, 2006). http://eneken.ieej.or.jp/en/data/pdf/329.pdf

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