抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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粉乳の製造工程でFDA規則はエバポレータ段階に別な低温殺菌工程が組み込まれていることを要求しており,育児用粉ミルクに使われていることもあって乳製品原料用としてこの方法が一般化しつつある。殺菌,除菌,加工の方法には,間接蒸気殺菌,直接蒸気殺菌,蒸気インフュージョン,精密濾過,その他新興の技術がある。粉末の乳製品にはいろいろなタイプがあり,一般的には多様な粉末製品が作れるような融通性のある工場が選ばれている。技術や価格の関係で問題が複雑になるため装置サプライヤーが十分に説明しないプロセスのオプションがある。その例はオイルで,オイルは他の原料と一緒に混合してもよく,又は噴霧乾燥の直前に注入しても良い。粉乳プラントを計画している乳業メーカーは規模の経済を考慮すべきで,毎時1tの工場も毎時10tの工場と同数のスタッフを必要とする。牛乳ではコストと品質が最も重要で牛乳のコストが製造費の約75%を占める。製造機械の選択に当って考慮すべきことは多数あり,メーカーや専門家に相談したほうが良い。噴霧乾燥機の選択も難しいが,育児食用で一般的であった背の高い乾燥機ではなくても高率的なタイプのものが出ている。