抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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木材は乾燥過程で生じた引張応力により,割れが発生することがある。現在,この応力を直接測定する方法がない。これに代わるものとして,表面ひずみが測定されている。ひずみの測定には,ひずみゲージ,差動トランス型変位計,π型ひずみ計等が使用される。ひずみゲージは樹脂や紙製のフィルム状絶縁体に金属線や金箔を取り付けたもので,被測定物に接着して使用する。差動トランス型変位計は対象物の移動にともない移動する磁心の変位によって発生する電圧変化から,ひずみを求める。π型ひずみ計はばね板にひずみゲージを取り付けた変位計でである。差動トランス型変位計とπ型ひずみ計はひずみゲージより格段に安定したデータを与える。これら3種の測定機の特徴を把握し,それを活かした利用が望まれる。