文献
J-GLOBAL ID:201502274268591038   整理番号:15A0727746

組み合わせがん治療のための核酸と疎水性薬剤の誘因共送達のための構造反転性ナノ粒子

Structure-Invertible Nanoparticles for Triggered Co-Delivery of Nucleic Acids and Hydrophobic Drugs for Combination Cancer Therapy
著者 (6件):
資料名:
巻: 25  号: 22  ページ: 3380-3392  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: W1336A  ISSN: 1616-301X  CODEN: AFMDC6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ここでは,インビトロおよびインビボにおける核酸と疎水性薬剤の効率的共送達のための新たなタイプの構造反転性レドックス応答高分子ナノ粒子について初めて報告し,コンビナトリアル癌治療が直面する主たる課題に取り組んだ。ジェネレーションG2デンドリマーと分枝したポリ(エチレングリコール)をジスルフィド結合によって共役することにより作製した共送達ベクターは,核酸をキレート化し,構造反転により高い積載能力で疎水性薬剤を積載することができた。細胞内のグルタチオン富化還元環境におけるジスルフィド結合の開裂は細胞毒性を大きく低下し,インビトロおよびインビボにおけるより効率的な薬剤放出と遺伝子移入を促進した。また,共送達キャリアは高められたエンドソームエスケープ能力を示し,G2と比較してインビトロで血清安定性を改善し,インビボの滞在時間の延長とより強い移入活性を示した。最も重要なことには,ドキソルビシン(DOX)とB細胞リンパ腫2(Bcl-2)低分子干渉RNA(siRNA)の共送達は,インビボにおけるマウス腫瘍モデル中の腫瘍成長に対して組み合わせ効果を及ぼし,それは,DOXあるいはBcl-2 siRNAベースの単一治療よりも更に効果がある。構造反転性ナノ粒子は,組み合わせがん治療の将来の臨床応用における多重積載物の効果的共送達用の有望な刺激応答システムを構成するだろう。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの実験的治療  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る