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J-GLOBAL ID:201502274761805543   整理番号:15A0530042

誘導結合プラズマ発光スペクトル分析によるナノ粉末サンプル中塩素定量への電熱気化とその応用のための直接固体サンプリングシステム

Direct solid sampling system for electrothermal vaporization and its application to the determination of chlorine in nanopowder samples by inductively coupled plasma optical emission spectroscopy
著者 (6件):
資料名:
巻: 138  ページ: 279-284  発行年: 2015年06月01日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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誘導結合プラズマ発光スペクトル分析(ICP-OES)による,金属製ナノ粉末と純粋な粉末サンプル中塩素の直接定量のために,タングステンボート炉(TBF)サンプルキュベットを用いた電熱気化(ETV)システムを設計した。粉末あるいは粒子サンプルの一部を,小型タングステンサンプルキュベット内に置き,正確に重さを測定する。修飾剤の水酸化カリウムの水あるいはアルコール溶液を加える。次に,ETVの器具の中に埋め込まれているTBF上にキュベットを配置する。検体は気化し,アルゴンと水素のキャリアガス気流によりICP発光スペクトル分析器に導入される。金属サンプルを,標準物質水溶液から得た外部標準検量線を用いて分析した。検体は導入前にマトリックスから分離してしまうため,検体を含む数種の化学種と数種の塩素のない種をICPに導入した。このような乾燥プラズマ条件下で,プラズマ放電エネルギーは塩素原子の励起に集中し,その結果,より低い検出限界を達成することができた。検出限界は,固体金属サンプルの塩素として170ngg-1で60mgのサンプルを用いた時の値である。16回の繰り返し測定で得た相対標準偏差は,100ngの塩素に対し,8.7%であった。1時間でおよそ30バッチを蒸発させることができる。各種ナノパウダー(酸化鉄(III),銅,銀及び金)及び純粋金属粉末サンプル(銀及び金)における分析結果について述べた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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無機物質中の元素の物理分析 

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