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J-GLOBAL ID：201502275169029839   整理番号：15A0069120

鉄-アルミナ上に担持したCaOドープニッケル-鉄合金触媒における相対的に低い水蒸気/炭素条件でのバイオマスタールモデル化合物の水蒸気改質

Steam reforming of biomass tar model compound at relatively low steam-to-carbon condition over CaO-doped nickel-iron alloy supported over iron-alumina catalysts

著者 (2件)： ASHOK J. ,  KAWI S.
資料名： Applied Catalysis. A: General  (Applied Catalysis. A: General)
巻： 490  ページ： 24-35  発行年： 2015年01月25日 
JST資料番号： D0691C  ISSN： 0926-860X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 相対的に低い水蒸気/炭素(S/C)比2でバイオマスタールモデル化合物としてトルエンの水蒸気改質のために固定床型反応器中で,CaOドープ鉄-アルミナ担持ニッケル-鉄合金触媒を調べた。鉄-アルミナ担体へCaOをドーピングさせる影響も,水蒸気改質反応に対して検討した。CaO(1.5)-Fe₂O₃-Al₂O₃担体(Ni/Ca(1.5)-Fe-Al)上に担持したNiは,他の触媒上での活性および安定性に関して優れた触媒性能を与えた。Ni/Ca(1.5)-Fe-Alは,S/C比が2,22h間で80%以上のトルエン転化率を与えた。XRD分析は,生成したNi-Fe合金が改質反応中安定であることを示した。XPS測定結果より,還元されたNi/Ca(1.5)-Fe-Al触媒の表面は,他の触媒と比較してFe種に富んでいることがわかり,この表面Fe種がトルエンの反応を促進し,コーク生成を抑制するために改質反応中で酸素種の被覆を増加させることによって共触媒の役割を演じた。水を用いた温度プログラム表面反応(TPSR)は,Ni/Ca(1.5)-Fe-Al触媒が他のCaOドープ触媒上で相対的により低い温度で水分子を活性化できることを示した。使用した触媒におけるTGA分析は,CaOを含む触媒が一般的にNi/Fe-Al触媒と比較してより低い炭素生成速度に帰着することを表した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *水蒸気改質 ,  *バイオマス ,  *タール ,  *ニッケル合金 ,  *鉄含有合金 ,  酸化カルシウム ,  ドーピング ,  アルミナ ,  *担持触媒 ,  触媒活性 ,  表面積 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  X線回折 ,  TPR【触媒】 ,  X線光電子スペクトル ,  熱重量分析 ,  示差熱分析 ,  アルキルベンゼン
準シソーラス用語： BET表面積 ,  SEM-EDX ,  昇温還元

分類 (3件)： タール工業  (YE05000T) ,  反応操作(単位反応)  (XE01040I) ,  不均一系触媒反応  (CB06100E)

物質索引 (1件)： トルエン

タイトルに関連する用語 (10件)： 鉄 ,  アルミナ ,  担持 ,  CaO ,  ドープ ,  ニッケル ,  合金触媒 ,  水蒸気 ,  炭素 ,  水蒸気改質