実験的に誘発させた非アルコール性脂肪性肝炎に対するオメガ3脂肪酸およびHMG-CoAレダクターゼ阻害剤の寛解潜在能力

KABEL Ahmed M.; KABEL Ahmed M.; ABD Elmaaboud Maaly A.; ALBARRAQ Ahmed A.

文献

J-GLOBAL ID：201502275197514840 整理番号：15A0530985

実験的に誘発させた非アルコール性脂肪性肝炎に対するオメガ3脂肪酸およびHMG-CoAレダクターゼ阻害剤の寛解潜在能力

Ameliorative potential of omega 3 fatty acids and HMG-CoA reductase inhibitors on experimentally-induced non-alcoholic steatohepatitis

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資料名：
巻： 96 ページ： 1-9 発行年： 2015年05月
JST資料番号： C0739A ISSN： 0952-3278 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)は肥満に関係している。これは肝細胞癌を引き起こすかもしれない。現在まで,複雑な病因が原因で治療の選択肢が限られている。本研究は,実験的に誘発させたNASHに対するアトルバスタチンとオメガ3脂肪酸の効果を調査することを目的とした。オスのアルビノラット60匹を等しい6集団である対照群,高脂肪乳剤/スクロース(HFE/S)食,HFE/S+カルボキシメチルセルロール,HFE/S+アトルバスタチン,HFE/S+魚油およびHFE/S+アトルバスタチン+魚油に分けた。血清アラニンアミノトランスフェラーゼ,総コレステロール(TC),トリグリセリド(TG),高密度リポ蛋白質,インスリン,グルコース,C反応性蛋白質および量的インスリン感受性検査指数を測った。また肝臓のTC,TG,マロンジアルデヒド,腫瘍壊死因子アルファ(TNF-α),インターロイキン-6(IL-6)および形質転換成長因子ベータ1(TGF-β1)を測定した。肝臓切片を病理組織学的に検査した。HEF/S群と比べて,アトルバスタチンは脂質プロファイル,炎症および酸化ストレスを改善したが,インスリン抵抗性,肝臓のTGF-β1または体重を改善せず,一方魚油は脂質プロファイルを改善し,炎症および酸化ストレスを低下させ,インスリン抵抗性,肝臓のTGF-β1および体重を改善した。アトルバスタチン/魚油の組合せは,これらの薬剤各々の単独での使用と比べて,脂質プロファイル,炎症,酸化ストレス,インスリン抵抗性,肝臓のTGF-β1および体重における有意な改善を生じさせた。これは,NASHに対するアトルバスタチンの効果を増強する,脂質プロファイル,炎症性サイトカイン,インスリン抵抗性およびTGF-β1に対する魚油の効果に起因するかもしれない。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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消化器作用薬の基礎研究 , 酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究

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