文献
J-GLOBAL ID:201502275324208478   整理番号:15A0563799

パクリタキセル安定化微小管のグアニンヌクレオチド状態に関する固体31P NMR研究

Solid-state 31P NMR investigation on the status of guanine nucleotides in paclitaxel-stabilized microtubules
著者 (6件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 330-336  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: H0446A  ISSN: 0749-1581  CODEN: MRCHEG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
微小管動態は多くの化学療法薬の標的である。チューブリンのGTPアーゼ活性に及ぼすパクリタキセルの生化学的効果を理解するために,微小管のグアニンヌクレオチド状態を31P交差分極マジック角スピニング(CPMAS)NMRにより調べた。微小管を新たにパクリタキセル存在下でin vitro調製した。次いで,固体NMR実験のためにスクロース緩衝液中で凍結乾燥した。凍結乾燥微小管試料から25SN比の31P CPMAS NMRスペクトルを取得することができた。スペクトルの31Pスペクトル線幅の広さはチューブリン内のグアニンヌクレオチド周辺分子環境が多くの回折研究が報告しているような結晶様でない可能性を示した。スペクトルを,5種のコントロール試料から得た31P NMRスペクトルと比較して,4つのスペクトル成分へデコンボリューションした。スペクトル解析は微小管のβチューブリン(E部位)においてヌクレオチドの約13%がGTPとして,37%がGDPとして存在することを示した。ほとんどのGDPは微小管においてGDP-Pi複合体として存在することが分かった。これがパクリタキセル結合効果の1つのようであった。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究 

前のページに戻る