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J-GLOBAL ID:201502275370356023   整理番号:15A0628247

胆管浸潤を伴う肝細胞癌の臨床的特徴と外科的予後

Clinical Characteristics and Surgical Prognosis of Hepatocellular Carcinoma with Bile Duct Invasion
著者 (4件):
資料名:
巻: 2014  ページ: 604971 (WEB ONLY)  発行年: 2014年 
JST資料番号: U7013A  ISSN: 1687-6121  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的。胆管浸潤(BDI)は,肝細胞癌(HCC)における稀有な事象である。本研究は,胆管浸潤を伴うHCC患者の臨床的特徴と外科的転帰を調査することを目的とした。方法。治癒切除を受けるHCC患者413名を,BDIを有する群(B<sup>+</sup>)と有さない群(B<sup>-</sup>)の2群に分けた。BDIをさらに中央型(B1)と末梢型(B2)に分類した。生存期間を比較し,予後に影響を与える危険因子を同定した。結果。患者35名(8.5%)がBDIと診断された。総ビリルビンは,B<sup>-</sup>群よりもB<sup>+</sup>群で有意に高かった(P<0.001)。複数の病変と大結節(>5cm)は,圧倒的にB<sup>+</sup>群で同定された(それぞれP<0.01)。門脈浸潤は,B<sup>-</sup>群よりもB<sup>+</sup>でより頻繁に観察された(P=0.003)。単変量および多変量解析は,HCC患者の予後に影響を与える重要な因子として中央BDIを同定した(リスク1.3,95%CI1.1~2.2,P=0.015)。B<sup>+</sup>の患者の全体の全生存期間は,B<sup>-</sup>よりも有意に悪かった(P=0.001),これは,しかし,B2とB<sup>-</sup>の間では差がなかった(P>0.05)。結論。末梢ではなく中央BDIがHCC患者の予後不良と関連していた。腫瘍と浸潤された胆管の根治的外科的切除が患者の長期生存のための唯一の希望を提供する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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消化器の腫よう 
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