文献

J-GLOBAL ID：201502275402379454   整理番号：15A0549281

自己組織化ブロック共重合体鋳型から誘導される段階的多孔質無機材料

Graded porous inorganic materials derived from self-assembled block copolymer templates

著者 (5件)： GU Yibei (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Cornell Univ., Ithaca, NY 14853, USA. [e-mail]) ,  WERNER Joerg G. ,  DORIN Rachel M. ,  ROBBINS Spencer W. ,  WIESNER Ulrich
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 7  号： 13  ページ： 5826-5834  発行年： 2015年04月07日 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高分子の自己組織化によって方向づけられる段階的多孔質無機材料は,通常の多孔質無機材料と比べて独特の構造的プラットフォームを提供することが期待される。しかし,この合成は,構造非対称性を制御するための自己組織化の実行可能な経路の欠如のために今日まで困難な課題であった。本研究で筆者らは,鋳型の除去のための熱処理を化学変換と組み合わせた種々の埋め戻し法を利用する自己組織化ブロック共重合体鋳型からの,段階的多孔質炭素,金属,及び金属酸化物膜構造体の作成を実証する。非対称性無機材料は,膜のトップ層中でメソ細孔を示し,緩やかな細孔サイズがマクロ細孔スポンジ様膜の支持構造体中の膜の垂線に沿って増す。マクロ細孔間の下部構造壁は,これ自体がメソ細孔であり,細孔の勾配に加えて構造上の階層を形成する。最終的な段階的構造は,自己組織化鋳型のキャスト条件と埋め戻し過程の条件の調節によってあつらえられる。筆者らは,これらの段階的多孔質無機材料が分離,触媒,生体医学インプラント,及びエネルギーの変換と貯蔵を含む応用で利用されると予測する。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *自己組織化 ,  *ブロック共重合体 ,  *化学合成 ,  埋戻し ,  *多孔質体 ,  *無機材料 ,  ポリイソプレン ,  ポリスチレン ,  P4VP ,  炭素 ,  銅 ,  細孔径
準シソーラス用語： *鋳型合成 ,  多孔質炭素

分類 (1件)： 吸着剤  (YB03000W)

タイトルに関連する用語 (6件)： 自己組織化 ,  ブロック共重合体 ,  鋳型 ,  誘導 ,  段階 ,  多孔質無機材料