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J-GLOBAL ID：201502275606511718   整理番号：15A0182565

放射性物質等の環境影響等環境安全に関する調査研究 第3章 排出トリチウムの生物体移行に関する調査研究 3.1 大気排出トリチウムの大気-植物間移行パラメータに関する調査研究

著者 (4件)： 谷享 (環境科学技術研) ,  新井竜司 (環境科学技術研) ,  多胡靖宏 (環境科学技術研) ,  久松俊一 (環境科学技術研)
資料名： 環境科学技術研究所年報
巻： 2013  ページ： 24-26  発行年： 2013年 
JST資料番号： L3798A  ISSN： 2432-504X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大型再処理施設の稼動に伴い排出されるトリチウムの一部は自由水トリチウムおよび有機結合型トリチウムとして作物体内に蓄積すると考えられる。平成25年度は,イネのトリチウム代謝モデルを構築するため,安定同位体である重水素をトレーサーとして曝露実験を行った。また,22年度から24年度までに行ったコマツナおよびハツカダイコンでの実験に基づき重水素代謝モデルを作成した。暗期に重水蒸気に曝露した直後のイネの籾,茎葉,根の自由水トリチウム濃度を表に示した。籾,茎葉の濃度は増加したが,根はあまり変化しなかった。播種後日数別の暗期に生成された有機結合型トリチウムの籾における収穫時残存濃度は図に示したように乳熟期に曝露された個体で高くなった。作成したコマツナの葉の重水素代謝モデルを示した。推定値と実測値はおおむね一致した。

シソーラス用語： *三重水素 ,  排出物 ,  放射性物質 ,  環境影響 ,  原子力施設 ,  トリチウム水 ,  水 ,  三重水素化合物 ,  有機物 ,  *重水素 ,  イネ ,  *数学モデル ,  *代謝 ,  コマツナ ,  環境放射性核種移動 ,  核燃料再処理施設
準シソーラス用語： *トリチウム ,  トリチウム化合物 ,  *トリチウム代謝モデル ,  自由水

分類 (3件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  大気汚染一般  (SB03010B) ,  植物での代謝と蓄積  (EK03030K)

タイトルに関連する用語 (11件)： 放射性物質 ,  環境影響 ,  環境 ,  調査 ,  研究 ,  トリチウム ,  生物体 ,  移行 ,  大気 ,  植物 ,  パラメータ