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J-GLOBAL ID：201502275630094206   整理番号：15A0362276

有機物質における遷移場 パーコレーションから逆転Marcusレジーム 無秩序PPVにおける一貫性のあるモンテカルロシミュレーション

Transition fields in organic materials: From percolation to inverted Marcus regime. A consistent Monte Carlo simulation in disordered PPV

著者 (3件)： VOLPI Riccardo (Dep. of Physics, Chemistry and Biology (IFM), Linkoeping Univ., SE-581 83 Linkoeping, SWE) ,  STAFSTROEM Sven (Dep. of Physics, Chemistry and Biology (IFM), Linkoeping Univ., SE-581 83 Linkoeping, SWE) ,  LINARES Mathieu (Dep. of Physics, Chemistry and Biology (IFM), Linkoeping Univ., SE-581 83 Linkoeping, SWE)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 142  号： 9  ページ： 094503-094503-11  発行年： 2015年03月07日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,無秩序ポリパラフェニレンビニレンにおけるホール移動度の電場依存性を解析した。電荷キャリア移動度がモンテカルロシミュレーションから得られた。場の強度に依存して,3つの領域が同定できる:パーコレーション領域,相関領域,および逆転領域である。各領域は,異なる伝導機構で,したがって電場に対する移動度の異なる関数的依存性で特徴づけられた。以前の研究では,相関領域に現れるPoole-Frenkel則がランダムに分布した電気双極子で引き起こされる相関の型に基づくことを強調した。かくて,この挙動は場の強度の限界の範囲に観測され,電場のより広い範囲を調べることで,物質における輸送機構のより基本的理解が得られる。異なる伝導機構の間の遷移を決める電場を同定し,それらの物理的起源を説明した。原理的に,このことがどのような有機物質に関する移動度の場依存性を特徴づけることを可能にする。加えて,対角および非対角無秩序のそれぞれにもとづく電荷キャリアトラッピング機構を調べた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： ポリフェニレンビニレン ,  *パーコレーション ,  *Marcus理論 ,  *シミュレーション ,  Hall移動度 ,  依存性 ,  キャリア移動度 ,  Poole-Frenkel効果 ,  電気双極子
準シソーラス用語： ポリパラフェニレンビニレン ,  *モンテカルロシミュレーション ,  電荷キャリア移動度 ,  電場依存性

分類 (1件)： 流体動力学一般  (BC02010G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 有機物質 ,  遷移 ,  パーコレーション ,  逆転 ,  PPV ,  モンテカルロシミュレーション