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J-GLOBAL ID:201502275742722307   整理番号:15A0693001

概日リズムの環境的破壊はマウスの膝関節変形性関節症様変化の素因である

Environmental Disruption of Circadian Rhythm Predisposes Mice to Osteoarthritis-Like Changes in Knee Joint
著者 (14件):
資料名:
巻: 230  号:ページ: 2174-2183  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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概日リズム障害は多くの疾患と関連するが,関節軟骨ホメオスタシス及び変形性関節炎(OA)を含む変形性関節疾患におけるその病態生理学的役割については現在までin vivo系で調べられていない。概日リズムに対する環境及び遺伝的崩壊がOAなどの病理変化の素因かどうかを調べるため,雄マウスを用いて明暗周期(LD)変化,概日リズム関連遺伝子破壊の概日歩行活動への影響を調べた。野生型(WT)マウスをコンスタントの12h:12hの連日LD周期(12:12LD),または週一度12hの周期シフト件下で飼育した。遺伝的素因よる影響を調べるため,概日リズム変異雄マウス(ClockΔ19またはCsnk1etau遺伝子変異)と同一年齢の12:12LD周期飼育野生型同腹仔と比較した。概日リズム破壊によるプロテオグリカン蓄積の抑制,マトリックス分解酵素のアップレギュレート,蛋白質同化メディエーターのダウンレギュレートによりマウス膝関節の骨関節炎症状が促進した。機能的には,これら効果は日周期シフトマウス関節軟骨のPKCδ-ERK-RUNX2/NFκB及びβカテニンのシグナル伝達経路の活性化,MMP-13及びADAMTS-5活性の刺激,さらに蛋白質同化メディエーターSOX9やTIMP-3の抑制に依った。概日リズム恒常性関連遺伝子破壊はマウス関節におけるOA様病理変化の素因にはならなかった。本研究の説得力のあるin vivo実験の結果は,概日リズムの環境的要因による崩壊がマウス膝関節におけるOA様病理変化の危険因子であるとする証拠をはじめて明らかにする。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
運動器系の基礎医学  ,  動物生理一般 

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