抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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シランジオールは水素結合を介して求電子試薬や塩化物イオンを活性化することができる新たな触媒である。本報ではシランジオール触媒と反応への応用について以下の項目に分けて紹介した。1)シランジオールの分子認識能,2)シランジオール触媒の開発と反応への応用,3)キラルシランジオール触媒による不斉反応。シランジオールはケイ素上の置換基の大きさや電子密度の調整により触媒自身の自己会合とヒドロキシル基の酸性度を自由にコントロールすることも可能であり,触媒設計の自由度が高いとされる。また,不斉源の導入により不斉反応への応用も可能である。