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J-GLOBAL ID:201502275817391271   整理番号:15A0581309

微生物機能を利用した地盤改良技術の現状

Present Status of Ground Improvement Technologies Using Microbial Functions
著者 (1件):
資料名:
巻: 131  号:ページ: 155-163  発行年: 2015年05月01日 
JST資料番号: F0463A  ISSN: 1881-6118  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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微生物機能を利用した新しい地盤改良技術が国内外で注目を集めている。本総説では,微生物機能を利用した地盤改良技術について平易な概説を試みた。最初に,微生物を用いた地盤改良技術の利点について述べた。次に,微生物を用いたセメンテーション技術で主に用いられている3つのセメント成分である炭酸カルシウム,シリカ,リン酸カルシウム化合物の研究事例について述べた。本総説の主な結論は次のようである。すなわち,セメント成分として炭酸カルシウムを用いた研究事例が最も多いこと,大部分の研究は室内試験であること,それらの技術は実用化の一歩手前の段階にある。最後に,今後の展望として,廃棄物を利用した研究及び自然のビーチロック形成機構を応用した研究について紹介した。ここで紹介した地盤改良技術,すなわち,微生物学と地盤工学のような異分野間の連携が今後更に進むことによって,これまでにない新しい理解,発見,展開などにつながる可能性があると期待される。
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分類 (1件):
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地盤改良,土質安定処理 
引用文献 (84件):
  • 1) S. Castanier, G. Le Métayer-Levrel and J. P. Perthuisot: Sedim. Geol., 126 (1999), 9-23.
  • 2) J. K. Mitchell and J. C. Santamarina: J. Geotech. Geoenviron. Eng., 131 (2005), 1222-1233.
  • 3) S. Kawasaki, A. Murao, N. Hiroyoshi, M. Tsunekawa and K. Kaneko: Jour. Japan Soc. Eng. Geol., 47 (2006), 2-12.
  • 4) L. A. Warren, P. A. Maurice, N. Parmar and F. G. Ferris: Geomicrobiol. J., 18 (2001), 93- 115.
  • 5) F. Fujita, G. D. Redden, J. C. Ingram, M. M. Cortez, F. G. Ferris: Geochim. Cosmochim. Acta, 68 (2004), 3261-3270.
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