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J-GLOBAL ID：201502276097034804   整理番号：15A0290182

JMS汚泥の農地還元の検討

著者 (4件)： 劉明星 (東京理大 大学院理工学研究科) ,  三村和久 (東京理大 大学院理工学研究科) ,  三村和久 (三機工業) ,  出口浩 (東京理大 理工)
資料名： 再生と利用  (下水汚泥資源利用協議会誌)
巻： 39  号： 146  ページ： 43-46  発行年： 2015年01月31日 
JST資料番号： L7115A  ISSN： 0387-0332  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 通常,下水処理場は水処理と汚泥処理を併せ持つ大規模施設となるため,財政面から汚泥発生量の少ない小規模な下水処理装置が求められている。本研究では,省エネ,小規模の利点から,噴流攪拌固液分離槽(JMS)と移動式好気性生物濾過槽(MBB)を組み合わせたJMS-MBB装置による下水処理法に着目した。発生汚泥が廃棄物とならないためには汚泥の有効利用が鍵となる。そのため,JMS装置で生じた沈殿汚泥(JMS汚泥)のコンポスト化について検討した。本稿では,このJMS汚泥のコンポスト化(腐熟度)と作成コンポスト利用の小松菜栽培に対する肥料としての有効性確認の実験的研究について述べた。実験結果から,農地還元肥料として,小松菜に対してのコンポスト化の有効性が示唆された。

シソーラス用語： *下水処理施設 ,  スラッジ処理装置 ,  生物 ,  好気性 ,  生物濾過 ,  *固液分離 ,  分離装置 ,  コマツナ ,  栽培 ,  生産 ,  廃物利用 ,  *堆肥化 ,  堆肥 ,  熟度 ,  噴流 ,  撹拌 ,  汚泥処理装置 ,  汚泥肥料 ,  好気性生物 ,  農地還元 ,  腐熟度 ,  *廃棄物処理 ,  *改変
準シソーラス用語： コンポスト ,  *コンポスト化 ,  *小規模下水処理施設 ,  *噴流攪拌固液分離 ,  野菜栽培

分類 (2件)： 肥料一般  (FB05010C) ,  スラッジ処理・処分  (SC05050K)

引用文献 (5件)：

• 国土交通省 平成25年度末の汚水処理人口普及状況について
• 相田、出口浩、矢澤賢一郎 渡辺義公:噴流撹拌固液分離槽による前凝集沈殿処理と好気性ろ床を組み合わせた下水処理法、第47回下水道研究発表会講演集、平成22年度 p.798
• シーエムシー出版 コンポスト化技術による資源循環の実現 監修:木村俊範
• 井ノ子昭夫:円形ろ紙クロマトグラフィによる都市ごみコンポストの腐熟度の簡易検定法、日本土壌肥料料雑誌 第50巻第2号(1979)
• (独)農業・食品産業技術総合研究機構畜産草地研究所 研究管理監 羽賀清典 良質たい肥の生産と利用の促進について

タイトルに関連する用語 (2件)： 汚泥 ,  農地還元