文献
J-GLOBAL ID:201502276129123987   整理番号:15A0546176

酸化マグネシウムと高炉スラグ微粉末からなる混合固化材を用いた改良土の強度特性

Strength of soil improved with mixed solidifier composed of magnesium oxide and fine-powder blast-furnace slag
著者 (2件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 57-65 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0044A  ISSN: 1880-6341  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
酸化マグネシウム改良土が持つ暴露条件下での長期安定性に注目し,材料コストの低減と適用土質の範囲拡大を目指して,酸化マグネシウムと高炉スラグ微粉末からなる混合固化材を用いて室内配合実験を行った。混合固化材の土に対する添加量は10%,混合固化材中の酸化マグネシウムの混合率は0~100%で変化させ,4種類の土質に対して改良土を作製して,一軸圧縮強さやpHを測定した。その結果,混合固化材スラリーや改良土の強度は酸化マグネシウム単体使用時と比較して非常に大きくなり,混合固化材スラリーの一軸圧縮強さは,酸化マグネシウムスラリーの5~6倍程度の値となった。また,混合固化材スラリーや改良土の強度は,酸化マグネシウムと高炉スラグ微粉末との混合比によって異なり,酸化マグネシウム混合率が30%以下の範囲で強度は最大となった。混合固化材を用いた改良土は,繰り返し水浸を受けてもその状態は変化せず,湿潤養生下と同様の材齢に伴う強度増加傾向を示した。繰り返し水浸を受けた改良土のpHは,初期に大きく低下したのち,ほぼ一定の値となった。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地盤改良,土質安定処理  ,  その他の石材 
引用文献 (15件):
  • 1) 西形達明,山田哲司,西田一彦,松田 豊:酸化マグネシウムの地盤改良への適用について,土と基礎,Vol.54,No.7,pp.19-21,2006.
  • 2) 田中知樹,西形達明,西田一彦,山田哲司:酸化マグネシウムの地盤改良への適用に関する研究(その2:配合条件の違いによる強度特性について),第39回地盤工学研究発表会,pp.815-816,2004.
  • 3) 藤森新作,小堀茂次:自然環境にやさしい土壌硬化剤マグホワイトの開発,農業土木学会誌,第68巻,第12号,pp.1297-1300,2000.
  • 4) 田中知樹,西形達明,西田一彦,山田哲司:酸化マグネシウムの地盤改良への適用に関する研究(その4:X線回折試験による反応生成物の解明),土木学会第59回年次学術講演会,III部門,pp.1011-1012,2004.
  • 5) 藤原信吾,西形達明,西田一彦,山田哲司:酸化マグネシウムの地盤改良への適用に関する研究(その6:非晶質物質の定量試験結果),土木学会第60回年次学術講演会,III部門,pp.79-80,2005.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る