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J-GLOBAL ID:201502276152152897   整理番号:15A0531444

均一な電解生成Ag(II)イオンを利用した産業廃棄物焼却炉からのPCDD/Fsの迅速除去

Expeditious removal of PCDD/Fs from industrial waste incinerator fly ash using electrogenerated homogeneous Ag(II) ions
著者 (2件):
資料名:
巻: 272  ページ: 145-150  発行年: 2015年07月15日 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論では,メディエーターとして電解生成Ag(II)イオンを用いた産業廃棄物焼却炉生成フライアッシュ中のポリ塩化ジベンゾ-p-ジオキシン類(PCDDs)及びポリ塩化ジベンゾジオキシンフラン類(PCDFs)の除去について要約した。最初のAg(II)生成実験では,低温(20°C)におけるAg(II)の酸化効率は高くなり(0.025M中0.018M),温度の上昇とともに高くなることが判った。次いで,回分式反応器を用いて20°Cで電解生成Ag(II)イオンとダイオキシン間の反応操作を行い,さらなる解析を行った。始めに,2.4ng/L濃度の市販の2,3,7,8-TCDD類似物質水溶液について回分式反応器内で10秒間電解生成Ag(II)による除去実験を行い,高分解能ガスクロマトグラフィー/高分解能質量分析(HRGC/HRMS)により分析し,UN-EPAの1613Bの方法で計算した結果,除去率99.75%で残留濃度が1.48pg/Lとなることが明らかになった。同じ実験条件で焼却炉からのフライアッシュの除去実験を行った結果,58pg-TEQ(毒性当量)/gの供給濃度が反応時間10秒間で6.68pg-TEQ(毒性当量)/gとなり,その除去効率は凡そ89%であった。本検討で開発した方法は,極く短時間(初の10秒)で産業用焼却炉から排出されるフライアッシュ中のダイオキシンを除去できる方法として極めて有望である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電気化学的操作・装置一般  ,  電気化学反応  ,  産業廃棄物処理  ,  その他の汚染原因物質 

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