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J-GLOBAL ID:201502276168913537   整理番号:15A0305086

発酵大豆透過液はストレプトゾトシン誘発糖尿病ラットにおけるサイトカインレベルと酸化ストレスを軽減する

Fermented Soy Permeate Reduces Cytokine Level and Oxidative Stress in Streptozotocin-Induced Diabetic Rats
著者 (6件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 67-75  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: W2343A  ISSN: 1096-620X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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抗酸化能及び抗炎症能があるイソフラボンおよびα-ガラクトオリゴ糖を含む発酵大豆透過物(FSP)の効果について研究を行った。FSPがストレプトゾトシン(STZS)誘発1型糖尿病ラットにおける生体内の酸化ストレスおよび炎症を低減できるか検討した。30匹の雄Wistarラットをコントロールプラセボ,糖尿病性プラセボ,および糖尿病FSP-補給群に分けた。これらのラットに毎日,水(プラセボ群)または希釈したFSP(0.1g/日;FSP-補給群)を強制経口投与した。3週間後,血糖制御(血糖およびフルクトサミンレベル);糖尿病の全身酸化ストレスのマーカーであるカルボキシメチルリジン(CML)の血漿レベル;および炎症マーカー(CRP,IL-β,IL6,及び尿酸)の血漿レベルを評価した。酸化的損傷のマーカー(イソプロスタン及びGSH/GSSG),抗酸化酵素活性(SODおよびグルタチオンペルオキシダーゼ),及びMn-SODの含有量を骨格筋(腓腹筋)で測定した。糖尿プラセボラットでは,CMLレベルはより高く,SODおよびGPXはより低い活性を示し,Mn-SOD含量が減少していた。糖尿病動物におけるFSP補充は,CMLおよび抗酸化酵素活性のレベルを正常化し,Mn-SODの発現を増加させる傾向があった。糖尿病プラセボ群で増加した炎症マーカーレベルは,CRPを除いて,FSPにより著しく減少した(IL-1β:-75%,IL-6:-46%,尿酸:-17%)。
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分類 (3件):
分類
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糖質代謝作用薬の基礎研究  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  消炎薬の基礎研究 
物質索引 (8件):
物質索引
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