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J-GLOBAL ID:201502276234527864   整理番号:15A0244564

顕微Raman分光法および原子間力顕微鏡による悪性度が異なる口腔内扁平上皮癌の識別

Discrimination of different degrees of oral squamous cell carcinoma by means of Raman microspectroscopy and atomic force microscopy
著者 (9件):
資料名:
巻:号:ページ: 699-707  発行年: 2015年01月21日 
JST資料番号: W2324A  ISSN: 1759-9660  CODEN: AMNECT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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口腔扁平上皮癌は,生存率が早期発見と悪性度に強く依存する頻度の高い癌疾患である。現在診断基準の1つになっている従来の病理組織学による方法は,非常に侵襲的であるため,初期において精度の高い検出を行うためのスクリーニング法として推挙するのは困難である。顕微Raman分光法および原子間力顕微鏡は,癌診断と悪性度検出の有用なツールであると考えられる。その理由はこれらの手段が,病理の発病と進行によって変化する生化学の細胞成分およびナノ機械的性質について,それぞれ情報を提供してくれるからである。この研究では,口腔内扁平上皮癌の異なる悪性度による2つの型の細胞を両技術がうまく識別できることを示す。顕微Raman分光法による識別は,悪性度が高い癌において特徴づけられる含有量の多い核酸と,量が少ない蛋白質の情報を利用することによって可能になる。一方,原子間力顕微鏡による識別は,癌の悪性度が高くなるにつれて剛性が低下することを利用する。結論として,両技術は口腔内扁平上皮癌の悪性度と関係する有用な診断情報を提供できる。
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分類 (4件):
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医学的検査一般  ,  腫ようの診断  ,  有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  ,  生体の顕微鏡観察法 
タイトルに関連する用語 (5件):
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