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J-GLOBAL ID：201502276320344721   整理番号：15A0373810

Tb³⁺をドープしたY₄Si₂O₇N₂緑色発光蛍光体のフォトルミネッセンス機構と熱安定性

Photoluminescence Mechanism and Thermal Stability of Tb³⁺-Doped Y₄Si₂O₇N₂ Green-Emitting Phosphors

著者 (6件)： LU Fa-Chun (Hebei Key Lab of Optic-Electronic Information and Materials, Coll. of Physics Sci. and Technol., Hebei Univ. ...) ,  BAI Li-Jing ,  LU Yue ,  DANG Wei ,  YANG Zhi-Ping ,  LIN Peng
資料名： Journal of the American Ceramic Society  (Journal of the American Ceramic Society)
巻： 98  号： 3  ページ： 867-872  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： C0253A  ISSN： 0002-7820  CODEN： JACTAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 固相反応法で一連のY₄Si₂O₇N₂:Tb³⁺蛍光体を高温と高圧条件下で調製した。室温と高温でのフォトルミネッセンス特性を調べた。2グループの輝線が観察され,Tb³⁺⁵D₃→⁷F_J(J=6,5,4,3,2)と⁵D₄→⁷F_J(J=6,5,4,3)遷移に対応した。励起,発光,濃度消光及び熱消光の物理的なメカニズムを調べた。⁵D₃と⁵D₄との間のクロス緩和機構を調べ,考察した。クロス緩和のためのTb-Tb限界距離を~13Åと計算した。この蛍光体における最適なTb³⁺濃度は15モル%であった。4重極-4重極相互作用がTb³⁺発光中心間の非放射性エネルギー移動を支配し,濃度消光を起こす。この蛍光体は高い熱安定性を示し,室温で測定したものと比較して150°Cで92%の発光強度を保持した。本研究から,このTb³⁺をドープしたY₄Si₂O₇N₂材料は有望な緑色発光蛍光体の一種であることを示唆した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *酸化物 ,  *窒化物 ,  *イットリウム化合物 ,  *ケイ素化合物 ,  *テルビウム化合物 ,  ドーピング ,  *発光 ,  緑 ,  *蛍光体 ,  *光ルミネセンス ,  *固相反応 ,  酸化イットリウム ,  二酸化ケイ素 ,  窒化ケイ素 ,  酸化テルビウム ,  窒素 ,  雰囲気 ,  *熱安定性 ,  消光 ,  濃度依存性 ,  熱
準シソーラス用語： フォトルミネセンス ,  酸窒化物 ,  窒素雰囲気 ,  熱消光 ,  濃度消光 ,  緑色発光

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  無機化合物のルミネセンス  (BM08093J)

タイトルに関連する用語 (5件)： ドープ ,  緑色発光 ,  蛍光体 ,  フォトルミネッセンス ,  熱安定性