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J-GLOBAL ID:201502276365313959   整理番号:15A0608959

粒子/界面活性剤混合系でのコーヒリング効果の調節 粒子-界面相互作用の重要性

Modulation of the Coffee-Ring Effect in Particle/Surfactant Mixtures: the Importance of Particle-Interface Interactions
著者 (5件):
資料名:
巻: 31  号: 14  ページ: 4113-4120  発行年: 2015年04月14日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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表面にアクリル酸基もしくはアミジン基を持つアニオンもしくはカチオン性ポリスチレン粒子粒子(PS-AA,PS-AMI)の水分散液と界面活性剤(DTAB,CTAB,SDS,もしくはSDBS)水溶液を超音波混合し,粒子のζ電位の界面活性剤濃度依存性を測定した。一方,混合液をスライドガラス(水接触角55.5±2°)上に滴下し,乾燥に伴う液滴の形状及び粒子分布の経時変化を光学顕微鏡により観測し,界面活性剤依存性の粒子と気液(LG)及び固液(LS)界面相互作用が乾燥後の沈積物分布を決定することを示した。同一電荷を持つ粒子と界面活性剤の組み合わせでは,乾燥後はリング状の形態(コーヒーリング)が現れ,粒子とLS界面の静電相互作用によりリング内部にも粒子沈積が認められた。反対荷電の持つ粒子と界面活性剤の組み合わせでは,粒子表面への界面活性剤の吸着により,粒子/LG界面相互作用が強い影響を受け,沈積パターンが,界面活性濃度に依存して変化した。低濃度では,常にコーヒリングが現れたが,中間濃度では粒子は殆ど中性になって疎水性が高まり,LG界面にトラップされ,乾燥後は均一なディスク状パターンを形成した。さらに濃度を上げると,粒子の有効電荷が逆転し,乾燥後は再びコーヒリングを形成した。なお,この界面活性剤濃度変化に伴うリング-ディスク-リング転移は。反対荷電の持つ粒子と界面活性剤の全ての組み合わせで普遍的に観測された。
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分類 (5件):
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界面化学一般  ,  コロイド化学一般  ,  高分子固体のその他の性質  ,  その他の洗浄剤  ,  合成洗剤 

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