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J-GLOBAL ID:201502276631090600   整理番号:15A0521070

ククルビツリル[n],n=5及び7,とEu(III)の錯体化:熱力学及び構造研究

Complexation of Eu(iii) with Cucurbit[n]uril, n = 5 and 7: A Thermodynamic and Structural Study
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資料名:
巻: 44  号:ページ: 4246-4258  発行年: 2015年03月07日 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ククルビツリル(CBn)は疎水性キャビティ及び親水性ポータルより成るそれらのユニークなパンプキン様構造のため,有機及び無機種を結合することができる新種類の大環状ケージ化合物である。異なったキャビティサイズのCBn,すなわち,ククルビツリル[5](CB5)及びククルビツリル[7](CB7)とEu(III)の錯体化の熱力学を紫外-可視分光法及び25°Cでの熱量測定により研究し,一方,錯体の構造を時間分解蛍光分光法(TRFS)及びギ酸-水混合(50wt%)における広域X線吸収微細構造分光法(EXAFS)を用いて調査した。これは溶液中,Eu-CBn錯体の構造研究について初めての報告である。CBnとのEu(III)錯体化のための熱力学的データ(ΔG,ΔH及びΔS)はCB5との1:1錯体の生成を,またCB7との1:1及び1:2錯体の生成を明らかにする。これら種のシグネチャをESI-MS測定で観察し,熱力学的研究で推論された種で確認する。錯体化反応について,ΔHはTRFS及びEXAFS結果に即する内圏型錯体の形成を示すような小さな負または正であるので,その反応はΔSで駆動されることが見出される。これらの結果はEu(III)が1:1Eu-CB5錯体では全カルボニル基と結合して1つのCBポータルをキャップし,一方,1:1Eu-CB7錯体ではEu(III)はCB7のほんの数カルボニル基と相互作用することを示す。Eu-CB5及びEu-CB7錯体についての計算研究(DFT計算)は実験データを更にサポートする。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
分類
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第3族元素の錯体  ,  八員環以上の複素環化合物 
タイトルに関連する用語 (5件):
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